<たそがれ -Twilight->【なつかしの歌謡曲】昭和-平成ヒット・ミュージック

昭和歌謡・J-POPに興味のある方におススメ! 掲載曲数1000曲以上! 特選記事は400記事以上!! 昭和44年生まれ、現在54歳の筆者が、60年代~2000年代にヒットした歌謡曲を、筆者の感想や私的な想い出エピソードとおすすめのYouTube動画を添えてお届けするブログ

1982年

氷雨/佳山明生

再々発盤は競作となった日野美歌のシングルとともにヒット 同じ曲を男と女が別々に歌って、両方ともヒットしたケースは珍しい。 ほかは、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」と来生たかおの「夢の途中」の競作くらいなものではないだろうか? テレビ番組で…

【1982年】10月のヒット曲 全3選

すみれ September Love/一風堂 ほか 1982年はどういう年だったか記憶を掘り起こしてみるのだが、これといった出来事やどういう流行があったのか良く憶えていない。 この年、自分が中学に進学した年なので、新しい環境になったという意味では大きな変化があ…

夏をあきらめて/研ナオコ

研ナオコの29枚目のシングルサザンオールスターズの楽曲をカバー 自分が子どもだった頃の印象が今でも研ナオコのイメージとして焼き付いている。 見た目のインパクトが強かったのに加えて、その後さらに薬物問題によって、ネガティブなイメージが植え付けら…

【1982年】8月のヒット曲 3選

ハイティーン・ブギ/近藤真彦 ほか この記事を書いている今日、高校野球・夏の甲子園大会の決勝戦が行なわれる。 ヤクルト山田の母校・履正社と名門・星稜の戦いはどちらが勝つのだろう。 履正社は超強力な打線、星稜は大会無失点の奥川投手が注目されている…

色つきの女でいてくれよ/ザ・タイガース

1971年に解散したタイガースが「同窓会」としてリリースしたシングル タイガースを知らない自分にとって、この曲は当時のGSブームを牽引したタイガースの様子を見聴きする貴重な一曲となった。 リードギターの加橋かつみとメインボーカルの沢田研二が交互に…

夢芝居/梅沢富美男

大衆演劇会のスター、「下町の玉三郎」こと梅沢富美男のデビュー曲 ここ最近、テレビ番組やCMに出ている梅沢冨美男を頻繁に見かけるようになった。 毒舌とかキレキャラのタレントがこれだけテレビで重宝されているのは、やはり、他人をブッた切るのが好きな…

悲しい色やね/上田正樹

後年映画化された「悲しい色やねん」には自身も出演した 上田正樹の情感込められた歌唱も素晴らしく、さまざまなアーチストにもカバーされた名曲だが、自分にとっては「オレたちひょうきん族」の『ひょうきんベストテン』で明石家さんまがモノマネしていたこ…

赤道小町ドキッ/山下久美子

元・はっぴいえんど、松本隆+細野晴臣による山下久美子の6枚目のシングル 女性ロックシンガーと言えば、中村あゆみ、渡辺美里ら、80年代後半以降に続々と台頭し始めた印象があるが、よく思い返してみると、それ以前から活躍していた山下久美子こそが女性ロ…

君の瞳に恋してる/ボーイズ・タウン・ギャング

ボーイズ・タウン・ギャングがディスコ調にカバーして日本でも大ヒット 色々なアーチストにカバーされていることもあって、誰しも耳にしたことがある曲だと思うが、自分は大学生になってディスコに行く機会があってからよく聴くようになった。 その後は専らC…

ドラマティック・レイン/稲垣潤一

稲垣潤一の3枚目のシングル「ヨコハマタイヤASPEC」イメージソング 1992年リリースの「クリスマスキャロルの頃には」が大ヒットしたが、それまで稲垣潤一は世間ではどの程度知られていたのだろう? 自分はラジオが好きだったので、稲垣潤一の曲をたまにラジ…

恋人も濡れる街角/中村雅俊

中村雅俊の17枚目のシングル映画「蒲田行進曲」の主題歌 中村雅俊といえば青春ドラマの大スターであり、歌う曲も青春ソングというイメージだ。 そこでは青春時代の痛みやほろ苦さを歌っていたが、この曲はこれまでのイメージとはまったく違う官能的でムーデ…

ゆ・れ・て湘南/石川秀美

「ヒデキの妹」オーディションで優勝しでデビューした石川秀美の2枚目のシングル 「ヒデキの妹」として1982年デビューの石川秀美は、アイドル豊作となった「花の82年組」のひとりではあるが、同じ82年組の中森明菜や小泉今日子と比べると、ワンランク後ろの…

居酒屋/木の実ナナ・五木ひろし

男女の出会いと別れを歌った、デュエット歌謡のスタンダード・ナンバー 立ち寄った居酒屋で、こんな風に女性との出会いがあったら実にラッキーだが、ひとりでふらりと居酒屋やバーに行く機会が多い人にとっては、よくある出来事かもしれない。 だから、「今…

3年目の浮気/ヒロシ&キーボー

ヒロシ&キーボーのデビューシングル映画「七年目の浮気」をもじったタイトル 詳しい統計はわからないが、男女デュエット曲で最もヒットした曲ではないだろうか? この手の歌謡演歌はジワジワと人気に火がついて、長年にわたってヒットチャートにランキングさ…

聖母たちのララバイ/岩崎宏美

ドラマ「火曜サスペンス劇場」の主題歌として生まれた岩崎宏美の28枚目のシングル 自分が小学生だった頃、岩崎宏美はバラエティ番組の歌のゲストや、ベストテンの常連だったりで、頻繁にテレビに出ていたものだ。 しかし今、岩崎宏美の当時のことを思い返す…

燃えよドラゴンズ!!/板東英二

セ・リーグ優勝を果たした1982年にリリースされた中日ドラゴンズの応援歌 中日ドラゴンズの応援歌であるこの曲は、その時々で歌詞に登場する選手や特徴などが更新されて、なかなか面白い。 自分は中日ファンではないが、この82年版が一番思い入れのある年代…

100%…SOかもね!/シブがき隊

シブがき隊の2枚目のシングル日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 多くの美少年系アイドルを抱えるジャニーズ事務所だが、当時まだ子どもだった自分にとっては、最初ジャニーズアイドルは「たのきん」で、そのあとに続いたのが「シブがき隊」であった。 た…

ハイティーン・ブギ/近藤真彦

近藤真彦の7枚目のシングルマッチのシングルではじめて山下達郎が作曲 マッチの楽曲は、松本隆+筒美京平による作品が多くを占めるが、この曲は例外で山下達郎の作曲による作品だ。 作り手が変わったとしても、やはり超一流の作家による楽曲は本当にカッコイ…

てんぷら☆さんらいず/谷山浩子

ラジオ「谷山浩子のオールナイトニッポン」オープニング曲 中学生になって大きく変わった生活習慣のひとつはラジオの深夜放送だ。 特に試験期間中は深夜ラジオを聴きながら一夜漬けで勉強したものだ。 なかでも木曜深夜はビートたけしのオールナイトニッポン…

約束/渡辺徹

渡辺徹の2枚目のシングル「グリコ・アーモンドチョコレート」CMソング 今でもその面影は若干残っているが、「太陽にほえろ」にラガー刑事として登場した頃の渡辺徹は本当にカッコよかった。 その後、この曲がリリースされると大ヒット、さらにグリコ・アーモ…

冬のリヴィエラ/森進一

松本隆+大瀧詠一の作品を森進一が歌ったことが大きな話題となった 一時、ココリコ・遠藤の口パクモノマネが可笑しくて話題になった曲だ。 自分がカラオケで歌うなら、あんな感じで森進一になりきって歌ってみたいものだ。 森進一がインタビューで、「新しい…

セカンド・ラブ/中森明菜

中森明菜の3枚目のシングル自身初のオリコン1位を獲得 「少女A」の次にリリースしたこの曲が最初のヒットチャート1位となった。 「少女A」のちょっと反抗的なイメージによって、その後の中森明菜の人物像が形成されたように感じているが、もともと本人のパー…

素敵なラブリーボーイ/小泉今日子

70年代アイドル・林寛子のヒット曲をカバーした小泉今日子の2枚目のシングル デビュー作だった前作『私の16才』に続いて、この曲もカバー曲という、新人アイドル歌手としては少々雑な扱いのような感じもするが、その1年後にはトップテン歌手に、そしてさらに…

少女A/中森明菜

「スター誕生!」で合格してデビューした中森明菜の2枚目のシングル 『少女A』というタイトルは、当時の世相を表したものだと思うが、この当時、少女の犯罪や淫行などが社会問題化していた。 どちらが先だったか忘れてしまったが、「少女M」というグラビアタ…

北酒場/細川たかし

細川たかしの18枚目のシングル1982年日本レコード大賞受賞曲 今は当たり前になったカラオケだが、初めてカラオケを歌った頃を振り返ると懐かしい。 たしかこの頃だったと思うが、我が家でも大型のラジカセにカラオケのマイクとテープを購入して、さっそく自…

赤いスイートピー/松田聖子

松田聖子の8枚目のシングル作詞・松本隆+作曲・ユーミンの名曲 以前、松田聖子の熱心なファンだという会社の同僚から、松本隆の作詞の作風は、積極的な女の子とオクテの男の子の組み合わせという設定、と言われたことがある。 そういわれると、まさにこの曲…

待つわ/あみん

あみんのデビュー曲ポプコンつま恋 本選会グランプリ受賞曲 当時、中学生だった自分にとってはあまり興味がなくて、「あみん」というグループ名も『待つわ』というタイトルも、どうにもうまく言えないが、なにか1文字足りないな、という印象を持った程度だっ…

すみれ September Love/一風堂

一風堂の6枚目のシングルカネボウ化粧品「レディ80」のCMソング これまで見たことなかったものが現れた、という出来事はいつの時代にもあることだと思うが、中学生の頃に見た一風堂はまさにそんな存在だった。 研ナオコと鉄腕アトムを足して2で割ったような…

夏のヒロイン/河合奈保子

水泳大会やグラビアでも人気だった河合奈保子の9枚目のシングル 前の年にリリースされた「スマイル・フォー・ミー」でトップテン入りした以降、この曲はそれに次ぐヒット曲になった。 個人的な話だが、この曲で想い出深いのは、自分が中学入学後すぐに行なわ…