かつて昭和時代を過ごした人なら、テレビの歌謡番組で「馬飼野康二」という名前のテロップを何度も見ているはずである。
そして「馬飼野」と書いてなんて読むんだろう、と思ったのではないかと思うが、自分もその一人である。
昭和の作曲家と言えば、筒美京平や都倉俊一といったビッグネームがまず思い浮かぶが、この馬飼野康二も地味な存在ながらも、錚々たるヒット曲を手掛けていたことがわかる。
どちらかというと作曲よりも編曲の方にクレジットされていたことが多かった印象で、恐らく制作会社サイドの側に立って、すき間を埋めていくような形で作曲活動していたのではないかと思うが、実際曲目を並べてみると昭和を象徴する名曲がひしめいている。
<激しい恋/西城秀樹(1974年)>
「やめろと言われても」の歌詞が流行語になった、西城秀樹の9枚目のシングル
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松崎しげるの14枚目のシングル 今も歌い継がれるラブ・バラードの名曲
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<万華鏡/岩崎宏美(1979年)>
岩崎宏美の18枚目のシングル スバル「レオーネ」のCMソング
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<スマイル・フォー・ミー/河合奈保子(1981年)>
河合奈保子の5枚目のシングルにして初のトップテン入りとなる大ヒット
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コミカルな歌詞と振付けが人気となった近藤真彦の14枚目のシングル