スローモーション/中森明菜 ほか
この5月でデビュー40年目に突入するとしたということがニュースになっている中森明菜だが、山あり谷ありながらも、いまだに活躍が続いているのは嬉しいことだ。
消え入るようなか細い声で歌ったり話している姿から、すっかり繊細で神経質なイメージが定着してしまっているものの、デビュー当初は歌唱力があって、かつ天心爛漫な言動も時折見せる可愛らしいタイプのアイドルだったような記憶がある。
デビュー後のシングル曲の推移を振り返ってみると、ラブバラード系の曲と挑発的なロック曲が交互にリリースされている傾向が見て取れる。
その後も同様の傾向が続いていくが、徐々にラブバラードから「翳りのある曲」に変化していった印象だ。
<スローモーション/中森明菜(1982年)>
twilight-tasogare.hatenablog.com
<セカンド・ラブ/中森明菜(1982年)>
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成田空港を舞台に女性の心情を綴った中森明菜の7枚目のシングル