この曲は、歌詞の内容こそ多少ツッパリっぽい印象もあるものの、メロディそのものや、歌い方によってはラブバラードにもなっていたのではないかと感じている。
作詞が同じ売野雅勇ということもあり『セカンド・ラヴ』に歌詞の印象が近いし、メロディもバラード仕立てのような繊細な曲調だ。
ただ、歌い方だけが冷淡に突き放した感じがツッパリ系の曲であることを印象付けている。
この頃の中森明菜が、抒情的か不良的か路線を模索していたことを象徴する曲だ。
私からサヨナラしなければ
この恋は終わらないのね
ずるいひと…大人の手口ね
ため息ひとつ また催眠かける
ときめきが心に目隠しする
これ以上進んだら自信がないわ
戻りたい 戻れない
気持ちうらはら
タイトル | 禁区 |
アーチスト | 中森明菜 |
作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 細野晴臣 |
編曲 | 細野晴臣・萩田光雄 |
リリース | 1983/9/7 |
レコード会社 | ワーナー・パイオニア |
最高位 | オリコン1位 |
<ほかの動画も見る>
▼本格的なフルバンドの演奏をバックに、ザ・ベストテンのステージで中森明菜が歌う「禁区」
▼坂本冬美が歌う「禁区」
▼ひょうきんベストテン第1位! お姫さまの衣装を纏った可愛かずみが歌う「禁区」
<関連のオススメ記事を見る>
▼成田空港を舞台に女性の心情を綴った中森明菜の7枚目のシングル