時代おくれ/河島英五 ほか
昭和歌謡の巨人と呼ばれた阿久悠の絶頂期はやはり70年代だったのだろう、80年代になると阿久悠の作詞の斬新さはあまり聞き手に響かなかったようだ。
自分の印象ではあるが、80年代は歌詞よりもメロディが重視され、尚且つアーチスト自身が作詞・作曲を手掛けることが「ホンモノ」とされた風潮があったように思う。
また、男女アイドルにとっても、70年代的な阿久悠の歌詞の世界は古くさく映ったのかもしれない。
しかし、80年代にヒットした阿久悠作品には、「ならでは」の味わいが備わったものが多くて、80年代もやはり昭和なんだと感じさせられる。
<雨の慕情/八代亜紀(1980年)>
八代亜紀の30枚目のシングル
1980年日本レコード大賞受賞曲
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<もしもピアノが弾けたなら/西田敏行(1981年)>
自身主演のドラマ「池中玄太 80キロ」の主題歌
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<色つきの女でいてくれよ/ザ・タイガース(1982年)>
1971年に解散したタイガースが「同窓会」としてリリースしたシングル
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阿久悠+大瀧詠一による歌謡曲の名曲
「AGF・マキシム」のCMソング
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<時代おくれ/河島英五(1986年)>
「ハクツル生酒」のCMソング
1986年日本有線大賞 ・特別賞を受賞
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