ご当地ソング
青葉城恋唄/さとう宗幸 ほか 2011年の今日起こった東日本大震災から今年で13年が経った。 自分は一昨年、宮城県の仙台や石巻、気仙沼を訪れる機会があったのだが、10年近くの年月が経ってもなおまだ震災被害の傷跡が各地に残っていたのが印象的だった。 現…
多くのアーチストにも歌われた1970年に開催された大阪万博のテーマソング 幼少の頃の印象ではあるが、三波春夫こそが歌謡界のドン的な存在だと思っていた。 年末の紅白歌合戦のトリを務める存在感だったり、「お客様は神様です」というショービジネスの象徴…
横山剣率いるロックバンド、クレイジーケンバンドの5枚目のシングル トンネル抜ければ 海が見えるから そのまま ドン突きの三笠公園で あの頃みたいに ダサいスカジャン着て お前待ってるから 急いで来いよ 俺の話を聞け!5分だけでもいい 貸した金の事など …
北海道出身、北島三郎のヒット曲永谷園お茶づけのCMソングでお馴染み はるばるきたぜ 函館へ さか巻く波を のりこえて あとは追うなと 云いながら うしろ姿で 泣いてた君を おもいだすたび 逢いたくて とてもがまんが できなかったよ www.youtube.com タイト…
ギターの音色が印象的なムード歌謡鶴岡雅義と東京ロマンチカのデビュー曲 逢いたい気持ちが ままならぬ 北国の町は つめたく遠い 粉雪まいちる 小樽の駅に ああ ひとり残して 来たけれど 忘れはしない 愛する人よ 二人で歩いた 塩谷の浜辺 偲べば懐し 古代の…
1979年に結婚した都はるみと宮崎雅が夫婦で歌ったデュエットソング 頬よせあって あなたと踊る 別れに似合いの 新地のクラブ 泣かない約束してたのに おまえの背中が しのび泣く 残りわずかな この刻を あゝ抱きしめて ふたりの大阪 ラスト・ダンス www.yout…
伊豆急行・河津駅の発車メロディにもなった伊豆・天城のご当地ソング そういえば石川さゆりのヒット曲って何があったかな?と思い返すと、『津軽海峡・冬景色』以外に思い浮かぶのはこの曲だろう。 だが、演歌ファンでない限り、これらの2曲しか知らない、と…
上沼恵美子が実姉と組んだ漫才コンビ、海原千里・万里が歌う大阪ご当地ソング あの人もこの人も そぞろ歩く宵の街 どこへ行く二人づれ 御堂筋は恋の道 映画を見ましょうか それともこのまま 道頓堀まで歩きましょうか 七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる 宵…
奄美大島出身の民謡の歌い手、元ちとせのデビュー曲 赤く錆びた月の夜に 小さな船をうかべましょう うすい透明な風は 二人を遠く遠くに流しました どこまでもまっすぐに進んで 同じ所をぐるぐる廻って 星もない暗闇で さまよう二人がうたう歌 www.youtube.co…
森進一の12枚目のシングル日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞 背のびして見る海峡を 今日も汽笛が遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港、港 函館 通り雨 流す涙で割る酒は だました男の味がする あなたの影を ひきずりながら 港、宮古 釜石 気仙沼 ww…
美形演歌歌手・氷川きよしのデビュー曲日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 永年にわたって演歌界の第一線で活躍している氷川きよしのデビューは、2000年にリリースしたこの曲で幕が開いた。 その当時の記憶はかなり曖昧なのだが、頻繁にラジオ出演してい…
鎌倉物語/サザンオールスターズ ほか 今年は梅雨明けが早かったせいか、6月末ごろから暑い日が続いていて、8月になったからと言って「夏が来た!」という感じでもないが、夏に似合う音楽の代表例である「湘南」のご当地ソングを取り上げて真夏の気分を味わ…
さだまさしと吉田正美のフォークデュオ、グレープのヒット曲 この曲の歌い出しのフレーズを多少聴いたことはあるが、じっくり耳にするのはなんとなく避けてきていたような気がする。 とにかく暗いイメージがあって、一度聴いたら最後、気持ちが滅入って立ち…
ふたりの愛ランド/石川優子とチャゲ ほか 1972年に沖縄県が本土に復帰してから、今年5月15日でちょうど50周年を迎えたそうである。 自分の場合、沖縄への関心もさほど高くなく、沖縄旅行の経験も乏しいので、沖縄復帰の日付までは知らなかったのだが、これ…
リリースから2年後の1979年に年間ヒットチャート5位となるロングセラーを記録 白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国のあゝ北国の春 季節が都会ではわからないだろと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな www.youtube.com タイトル 北…
1974年、読売巨人軍のV10を阻止してリーグ優勝した中日ドラゴンズの応援歌 自分はプロ野球に関心を持ち始めたのは、確か1976年頃だったと思う。 ちょうど小学生になりたてだった頃で、小学校の年長者たちと一緒に通学して話をする機会が増えたことでプロ野球…
長崎のナイトクラブで活動していた内山田洋とクール・ファイブのデビュー曲 若い頃までは、テレビの歌番組などでこの手の曲がかかると退屈だなと思ったり、チャンネルを変えたりしたものだったが、高齢になるにつれこの曲の動画を見かけては一緒にくちづさん…
石原裕次郎が亡くなった後、追悼盤としてリリースされた曲 50歳を過ぎた自分がカラオケで歌うのに相応しい曲はなんだろうと考えると、やはり石原裕次郎なんか良いのではないかと思う。 しかし、我々世代にとって、裕次郎の曲はあまり馴染みがなく、自分もこ…
涙そうそう/夏川りみ ほか 毎年8月のこの時期なると、沖縄をはじめとする戦争被害の大きかった地域で慰霊の催しが行なわれる。 今年は東京オリンピックが開催されているが、オリンピックは平和の祭典とも言われる一方で、国際間での政治駆け引きの場になっ…
TUBEの11枚目のシングル「SomeTime LIGHTS」CMソング 自分にとって、一年の中でも暑い夏は最も嫌いな時期である。 暑苦しいのがその理由だが、夏の楽しい想い出が乏しいことも理由なのかもしれない。 振り返ってみれば、大学生の頃はバイトに明け暮れ、中高…
渚ゆう子の6枚目のシングル原曲はザ・ベンチャーズの「Kyoto Doll」 70年代初頭に活躍した歌手は、その後もヒット曲を出したり、テレビに登場したりして、自分の幼少期の記憶に残っているものだが、渚ゆう子を知ったのはここ数年のことだ。 懐メロ歌謡を聴く…
雨の御堂筋/欧陽菲菲 ほか 昨日から大阪など4都府県で緊急事態宣言が発令されたが、ここ最近、大阪府のコロナ感染数が突出している。 自分自身も週に半分くらいは勤務先に出社しているので、会社内や、電車での移動時、飲食店での昼食など、感染リスクと隣…
この年の歌謡新人賞を総ナメにしたMi-Keの3枚目のシングル 出だしから途中にかけてはフランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」のメロディそのままだったり、タイトルもいしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」を文字ったものだったりと、パロディソン…
アルバム『KAMAKURA』に収録され、その後『さよならベイビー』のB面曲になった 自分がリアルタイムでサザンのアルバムを買ったのは、実は『KAMAKURA』だけだ。 それまでのアルバムは、欲しい欲しいと思いながら、結局中学生のわずかな小遣いでは買うことがで…
日活映画・渡り鳥シリーズで「マイトガイ」と呼ばれて人気だった小林旭の代表作 今思い返せば、という子どもの頃の記憶なのだが、一時代前の銀幕の大御所の存在がないがしろにされていた印象があった。 石原裕次郎や勝新太郎、宍戸錠、そして小林旭もそんな…
かつて茅ケ崎にあった「パシフィックホテル茅ヶ崎」をタイトルにした曲 自分は神奈川県出身なので、こうした地元色の強いサザンのヒット曲は誇らしく感じるものの、よく考えてみると県北部出身の自分にとって「湘南」は遠い場所だ。 実家は東京に近接してい…
島唄(オリジナル・ヴァージョン)/THE BOOM ほか 1972年に沖縄が返還されたことはよく知られているが、それまで沖縄で右側通行だった車の車線が、左側通行に改められたことはあまり知られていないと思う。 かくいう自分もそのことをまったく知らず、1978年生…
森高千里の18枚目のシングル'93全日空沖縄キャンペーンソング 自分は森高が割とメジャーな存在になってからようやく聴き始めたクチである。 その自分さえもが、森高もすっかりメジャーになってしまったなと感じるようになってからは、ヘンに狙った曲が多くな…
内山田洋とクール・ファイブの14枚目のシングルは「アローナイツ」のカバー曲 歌詞を知るまでは、てっきり大阪のご当地ソングだと思い込んでいたが、1番の歌詞は札幌、2番が大阪、3番が長崎という具合に全国の「中の島」をうたったものだ。 中の島は読んで…
関西で人気の歌手であり、タレントのやしきたかじんの13枚目のシングル かつて自分が大阪で勤務していた職場ビルが、もうじき売却されることになった。 自分がこの会社で働いてから25年以上が経つ中で過ごした6年間の大阪勤務時代は、20代、そして仕事の駆け…