阿久悠
『二重唱 (デュエット)』でデビューした岩崎宏美の2枚目のシングル あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい あなたが 好きなんです ひとりでいるのが こわくなる このまま逢えなく なりそうで くちづけさえ 知らないけど これが愛な…
ハーフ美女5人で結成されたアイドルグループ、ゴールデン・ハーフのデビュー曲 若い娘はウフン お色気ありそでウフン なさそでアハン ありそでアハン ほらほら 黄色い サクランボ つまんでごらんよ ワン しゃぶってごらんよ ツー 甘くてしぶいよ スリー ワン…
「花の中三トリオ」のひとりとして人気を得た森昌子のデビュー曲 子どもの頃の朧げな思い出だが、1970年代中頃の女性アイドルの中心的存在は、桜田淳子を筆頭に、次の「花の中三トリオ」の繋がりで森昌子、と言う感じだったと思う。 桜田淳子はまさしく可愛…
日付変更線/中村雅俊 ほか 今年の8月1日、昭和の巨人と呼ばれた作詞家・阿久悠先生の17回忌を迎えた。 かつてヒットした曲の歌詞を読み返すたびに、感動を与えられる、というものとは違った衝撃的なものが込められているとつくづく感じるところだ。 歌詞を…
岩手県大船渡市出身の歌手、新沼謙治の2枚目のシングル 嫁に来ないか ぼくのところへ さくら色した 君がほしいよ 日の暮の公園でギターを弾いて なぜかしら忘れ物している気になった しあわせという奴を探してあげるから 嫁に嫁に来ないか からだからだひと…
阿久悠・三木たかしの大物作家コンビが手掛けたあべ静江のデビュー曲 古くから学生の街だった 数々の青春を知っていた 城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の…
沢田研二の23枚目のシングル奇抜な船乗りの衣装と振付が特徴的 ここへすわってくれ 足を組んでくれ 黄昏に顔を向けてくれ その指で髪をかきあげてくれ ダーリング ダーリング ダーリング これからいうことをきいてくれ 笑わないと約束してくれ あなたがほし…
郷ひろみの47枚目のシングル元オフコース・鈴木康博作曲による作品 特段郷ひろみファンだったわけではない自分にとっても聴き覚えのあるサビの曲だ。 当時トヨタ・カローラのCMソングとして頻繁にテレビで流されていたからなのだと思う。 自分が大学生になっ…
「スター誕生!」でスカウトされた石野真子のデビューシングル あなたも狼に変わりますか はじめてのルージュの色は 紅過ぎてはいけない 大人の匂いがするだけでいい 唇をすぼめたままで くちづけは出来ない 鏡に向かってあれこれ思う 鼻が邪魔だと誰かがい…
冒頭の「ハロー・ダーリン」のセリフが印象的なフィンガー5の3枚目のシングル 「ハロー、ダーリン」 リンリンリリン…… リンリンリンリン…… リンリンリンリンリン…… 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤル まわ…
夏にご用心/桜田淳子 ほか 8月1日、歌謡界のレジェンド、作詞家・阿久悠の16回忌を迎えた。 今回、阿求悠作品の中から夏らしい曲をいくつかピックアップした中で、一番古い『どうにもとまらない』はリリースからちょうど50年が経つという、もはや前時代の作…
人気アイドル・トシちゃんと悲哀歌の研ナオコの異色のデュエットソング ほの字だね これで通じるだろう 何故なんて ワケは野暮と言うものだよ ほの字だね 夏に魅せられて パパイヤの 月が熟れておちそうで ほの字は 赤いワインのシャワーで ほの字は ソロの…
歌詞と振付がマリリン・モンローを彷彿させる桜田淳子の19枚目のシングル 去年のトマトは 青くて固かったわ だけど如何 もう今年は赤いでしょう 味もきっと くちびるとろかす筈よ こんな言葉 突然いわれたら あなたはどうしますか プピルピププピルア 私きっ…
八代亜紀の28枚目のシングル1979年日本レコード大賞・金賞受賞曲 お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだす…
高橋まりがボーカルとなったペドロ&カプリシャスの4枚目のシングル ジョニィが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニィが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 も…
また逢う日まで/尾崎紀世彦 ほか 作詞家としてのレコード・CD総売上枚数こそ、秋元康にトップを譲っているが、やはり作詞界の王者と言えば阿久悠だということに異論はないだろう。 今回選出した曲はいずれもレコード大賞受賞曲で、5曲の受賞は最多記録であ…
ピンク・レディーの3枚目のシングル前作『S・O・S』に続きオリコン1位を獲得 ピンク・レディーは、デビューしてから矢継ぎ早に次々とシングルを出していったので、曲のリリース順をあまりよく覚えていないのだが、この曲は3枚目のシングル曲である。 タイト…
高校を卒業した時期、当時まだ18歳だった岩崎宏美の11枚目のシングル 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 …
ペッパー警部/ピンク・レディー ほか 昭和歌謡の巨人、阿久悠と言ったら、自分世代にとってはやはりなんと言っても「ピンク・レディー」だ。 ピンク・レディーのデビューは1976年、つまり自分の小学校入学と同じ年で、その頃の自分はなにをしていたんだろう…
地平を駈ける獅子を見た/松崎しげる ほか 阿久悠というと、昭和歌謡の巨人と呼ばれ、主に70年代を中心に、歌詞の斬新さと奇抜さで時代を築いた、まさに巨匠という存在だ。 自分が子どもだった頃は、やはりピンク・レディーの作品を次々と世に送り出したこと…
シンデレラ・ハネムーン/岩崎宏美 ほか こうして阿久悠が作詞を手掛けた女性アイドルの歌謡曲を並べてみると、ここには含めなかったピンク・レディーを除くと、阿久悠自身、あまりこのジャンルには関与が薄かったように感じられる。 自分が考える阿久悠作品…
時代おくれ/河島英五 ほか 昭和歌謡の巨人と呼ばれた阿久悠の絶頂期はやはり70年代だったのだろう、80年代になると阿久悠の作詞の斬新さはあまり聞き手に響かなかったようだ。 自分の印象ではあるが、80年代は歌詞よりもメロディが重視され、尚且つアーチス…
どうにもとまらない/山本リンダ ほか 8月1日は作詞家・阿久悠の14回忌なのだそう。 ここ最近、相次いで昭和歌謡の大物が亡くなっているので、阿久悠が亡くなったのも割と最近のことかと思っていたのだが、意外と随分前のことだったんだなという印象だ。 こ…
コロッケのモノマネでも知られる岩崎宏美の14枚目のシングル この曲がヒットした当時は特段思わなったが、後になって思えばヘンなタイトルである。 シンデレラの新婚旅行?という歌詞やタイトルには意味はないようで、恐らくこの年に開港した成田空港を意識…
森田健作自身が主演を務めた青春学園ドラマ「おれは男だ!」の主題歌 もう30年ほどになるのだろうか?、 長きにわたって政治活動をしているなかで様々な毀誉褒貶を受けてきたことと思うが、いまだに精力的な活動を続けているところは、やはりエネルギッシュ…
巨人・王選手のホームラン世界新記録で日本中が沸き返るなかリリースされた一曲 この曲がヒットした折しも巨人軍・王貞治選手が、前年9月にホームラン世界新記録を達成し日本中が祝賀ムードに沸いていた。 「背番号1」といえば、まさしく王選手であり、王選…
中村雅俊の23枚目のシングルドラマ「誇りの報酬」主題歌 あまりヒットしなかった曲ではあるが、自分にとってリアルタイムで聞いた中村雅俊の曲の中では特に印象に残っている。 いつの時代もそうかもしれないが、80年代もご多聞に漏れずテレビドラマでは刑事…
米ロサンゼルスのリゾート地を歌った桜田淳子の26枚目のシングル 幼少の頃の人気アイドルだった桜田淳子の曲のなかで、自分にとって聴き覚えがあるのはこれが最後の曲になった。 ちょうど70年代が終わりに近づき、歌謡界・アイドルたちの顔ぶれにも変化の兆…
後年、山瀬まみがカバーした阿久悠・大野克夫の作による和製ソウル・ミュージック 70年代、この曲がディスコでもてはやされて、当時の若者たちが踊りに熱狂したといわれているコミカルなソウルミュージックだ。 この曲を聴くようになったのは、馴染みのカラ…
フィンガー5のヒット曲をカバーした小泉今日子の28枚目のシングル なんでキョンキョンが70年代のカバー曲を歌ってんの?と思って調べてみたら、この曲は1988年にリリースしたアルバム「ナツメロ」に収録された一曲で、その翌年にシングルカットされたものだ…