名ギタリスト・高中正義が作曲を手掛けた中森明菜の9枚目のシングル
これまでさほど気にしたことはなかったが、改めて考えてみれば「十の戒め」というのは随分と大層な曲名である。
それに歌詞だって、相手を罵倒する文句がまったくスキがなく次々と放たれている。
中森明菜の曲は、初期の頃にこそ可憐な恋心を歌った曲もあったが、この頃から攻撃的な感じのものが占めていった印象だ。
松田聖子との差別化を図るためなのか、ポスト百恵を意識したものなのか、この路線が中森明菜のパーソナリティとなっていった。
愚図ねカッコつけてるだけで
何もひとりきりじゃできない
過保護すぎたようね
優しさは軟弱さの言い訳なのよ
発破かけたげる さあカタつけてよ
やわな生き方を変えられないかぎり
限界なんだわ 坊やイライラするわ
タイトル | 十戒 (1984) |
アーチスト | 中森明菜 |
作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 高中正義 |
編曲 | 高中正義・萩田光雄 |
リリース | 1984/7/25 |
レコード会社 | ワーナー・パイオニア |
最高位 | オリコン1位 |
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