森進一の29枚目のシングル
1974年日本レコード大賞受賞曲
この作品は、吉田拓郎の作品というイメージが強いが、北の地の情感あふれる歌詞は岡本おさみという作詞家による作品だ。
ほかにどういう作品を手掛けているのかなと思って調べてみると、吉田拓郎の作品向けに提供しているものが大半を占める。
この曲と同様に、朴訥とした中にもぬくもりがある、そんなところが共通している。
それにしても、歌詞、メロディとも素晴らしい名曲なのに、森進一の個性あふれる歌唱はそれをうわまわるほどの癖の強さだ。
北の街ではもう 悲しみを暖炉で
燃やしはじめてるらしい
理由のわからないことで 悩んでいるうち
老いぼれてしまうから
黙りとおした 歳月を
ひろい集めて 暖めあおう
襟裳の春は 何もない春です
タイトル | 襟裳岬 |
アーチスト | 森進一 |
作詞 | 岡本おさみ |
作曲 | 吉田拓郎 |
編曲 | 馬飼野俊一 |
リリース | 1974/1/15 |
レコード会社 | ビクター音楽産業 |
最高位 | オリコン6位 |
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▼後年映画化された「襟裳岬」のワンシーン
▼1996年の歌謡ステージで森進一が歌う「襟裳岬」
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