アメリカン・ポップスで人気だった弘田三枝子がイメージチェンジして放った一曲
この頃を知る人から聞いた話では、弘田三枝子がこれまでのイメージを突然ガラリと変えてこの曲をリリースしたことが、まるで1960年代の終りを象徴するような出来事のようで衝撃的だったのだそう。
それまでは「ミコちゃん」という愛称が似合う天真爛漫な女性歌手だったが、この曲は怨念がかった歌詞で、レコードジャケットも不幸な女がなにかを訴えかけるような感じだ。
やはり芸能人とはレコード会社の人形なんだな、と疑いたくなるような一曲。
顔もみたくないほど
あなたに嫌われるなんて
とても信じられない
愛が消えたいまも
ほこりにまみれた人形みたい
愛されて捨てられて
忘れられた部屋のかたすみ
私はあなたに命をあずけた
タイトル | 人形の家 |
アーチスト | 弘田三枝子 |
作詞 | なかにし礼 |
作曲 | 川口真 |
編曲 | ー |
リリース | 1969/7/1 |
レコード会社 | 日本コロムビア |
最高位 | オリコン1位 |
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