30歳の遅咲き新人歌手、鳥羽一郎のデビュー曲
この曲をYouTubeで探すと、最近の歳とった鳥羽一郎が歌っている動画を見ることができるが、その姿はまさに極道者のような迫力とパンチの効いた歌唱を味わせてくれる。
ヤクザが歌手になったのかと錯覚してしまうほどだが、デビュー当時の鳥羽一郎は、むしろ華奢とも言える体形に誠実そうな人相だ。
やはり永年芸能界で「男」の演歌を歌っていると、その社会特有のしきたりや人付き合いを経て、それなりの風格が備わってくるんだなと納得してしまうところだ。
波の谷間に 命の花が
ふたつ並んで 咲いている
兄弟船は 親父のかたみ
型は古いが しけにはつよい
おれと兄貴のヨ 夢の揺り籠さ
睦に上って 酒のむときは
いつもはりあう 恋仇
けれども沖の 漁場に着けば
やけに気の合う 兄弟鴎
タイトル | 兄弟船 |
アーチスト | 鳥羽一郎 |
作詞 | 星野哲郎 |
作曲 | 船村徹 |
編曲 | 丸山雅仁 |
リリース | 1982/8/25 |
レコード会社 | クラウンレコード |
最高位 | オリコン34位 |
<ほかの動画も見る>
▼1985年、NHK紅白歌合戦に初出場の鳥羽一郎が歌う「兄弟船」
▼リリースから13年後の1995年、NHK紅白歌合戦で鳥羽一郎が歌う「兄弟船」
▼作曲者・船村徹が歌う「兄弟船」
▼氷川きよしが歌う「兄弟船」
<「デビュー曲」ほかの記事を探す>
デビュー曲 カテゴリーの記事一覧 - <たそがれ -Twilight->【なつかしの歌謡曲】昭和-平成ヒット・ミュージック