秋のうた
木枯しに抱かれて/小泉今日子 ほか 暑くもなく、寒むもない、秋という季節は一年でも一番過ごしやすいと思うのだが、その秋も深まって冬が近づいている感じがする。 本来なら、秋と言えば、グルメや紅葉を楽しむなど、近隣のスポットを廻ったり、観光地に遠…
アリスの17枚目のシングルメンバーの方向性の違いを感じさせる歌詞 左ききのあなたの手紙 右手でなぞってみる真似てみる いくら書いても埋めつくせない 白紙の行が そこにある 友情なんて呼べるほど 綺麗事で済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じ…
松田聖子の3枚目のシングル初のオリコン週間1位を獲得 La La La……Oh, ミルキィ・スマイル あなたの腕の中で旅をする Oh, ミルキィ・スマイル抱きしめて やわらかなその愛で 忘れるために訪れた海辺の街 ちぎれた愛が指に髪に離れない 泣き虫なのはあなたのせ…
鈴木康博がメンバーに在籍したオフコースの最後のシングル 君が思うよりきっと 僕は君が好きで でも君はいつも そんな顔して あの頃の僕は きっとどうかしていたんだね 失くすものはなにもない 君の他には YES-YES-YES……… 消えないうちに愛を 預けておくから…
風/はしだのりひことシューベルツ ほか 10月も終盤になり、外に出かける際にも、暖かい格好をしていくことも多くなってきた。 ならば、この季節にあった曲を、ということで「秋のうた」を探してみたのだが、以外と「秋になりたて」に相応しい曲というのは少…
高校を卒業した時期、当時まだ18歳だった岩崎宏美の11枚目のシングル 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 …
キッスは目にして!/ヴィーナス ほか 去年もこの時期、化粧品のCMソングをテーマにして関連する歌謡曲を取り上げているが、今回も同様に「秋の化粧品CMソング」を取り上げた。 去年も同じことを掲載しているが、こうして曲を並べてみると、70年代は男性ボー…
すみれ September Love/一風堂 ほか 今年の場合、9月になって急激に気温が下がったためか、9月になったな、夏が終わったな、と実感しているところだが、例年であれば、まだまだ夏の暑さが続いている時期だ。 歌謡曲の傾向として、季節のかなでも夏をテーマ…
ヒットアルバム『Delight Slight Light KISS』のラスト・ナンバー ひとけない月影のアスファルト 空カンを蹴っているシルエット 話かけたら壊れそうで ガードレールに腰かけてた 気がすんだならとなりに来てね きみは September Blue Moon 今夜はひとりでふ…
小泉今日子の20枚目のシングル映画「ボクの女に手を出すな」の主題歌 『なんてったってアイドル』の印象が強かったせいで、「世間の常識に背を向けた異色のアイドル」という目で見ていたのだが、こういう曲を聴くと、実は人並みに寂しさや哀しみを感じる心の…
冬が来る前に/紙ふうせん ほか いつも同じような話になってしまうが、今年は外に出る機会が少ないせいか、季節を感じることが少なくなっている。 夏が終わったと思ったら、なんだかいつの間にか肌寒い時期が来てしまった感もある一方で、あまり外を出歩いて…
君のひとみは10000ボルト/堀内孝雄 ほか 「秋のうた」というテーマでヒット曲を探しているのだが、ほかの季節に比べて意外と秋の曲は少ないものだ。 そこで、「化粧品の秋のキャンペーンソング」というククリでピックアップしたのがこれらの3曲だ。 どれも…
風立ちぬ/松田聖子 ほか 文字通り、秋分の日が過ぎて、すっかり夏の暑さが過ぎ去り、気が付けばもう10月が目の前だ。 今年の夏は「暑い、暑い」と言われてはいたが、ほとんど家の外に出る機会がなかったので、それも感じることもなく、例年ならいくつもやっ…
SEPTEMBER/竹内まりや ほか 9月になって…とは言うものの、自分もご多聞に漏れずステイ・ホームが習慣化してしまっていることもあって、すっかり季節を感じることが少なくなってしまっている。 夏が終わって、いよいよ秋に移っていく時期でもあるが、例年台…
1972年にデビューした五輪真弓の18枚目のシングル ずっしりとした荘厳なラブバラードの名曲だ。 しかし、自分が子どもの頃にテレビでこの曲を聴いて、なんだか背筋が寒くなるような気味悪い印象を持ったのと同じように感じた当時の子どもたちも多いのではな…
今井美樹の4枚目のシングル資生堂 秋のキャンペーンソング この曲は資生堂のCM曲だったこともあって、一気に今井美樹の知名度が向上するキッカケになったが、その前から「ハナマルキ」のCMに出演してので、結構注目されていた。 やはり印象に残ったのは、太…
元・赤い鳥のメンバーで結成された夫婦デュオ・紙ふうせんのヒット曲 70年代後半は、「フォーク」というジャンルが徐々に消えかかっていった時期だと思う。 その後継として「ニューミュージック」が興ったが、自分がものごとを知る年齢になった時にはもう「…
風/はしだのりひことシューベルツ ほか 各地に大きな被害をもたらした大型台風が去って、これからいよいよ本格的な秋が訪れれそうだ。 ▼風/はしだのりひことシューベルツ(1969年) twilight-tasogare.hatenablog.com ▼風立ちぬ/松田聖子(1981年) twili…
さだまさしが作詞・作曲を手掛けた山口百恵の19枚目のシングル この曲は、山口百恵の楽曲の中でも指折りの名曲であることは間違いないのだが、やはり自分にとっては『プレイバックPart2』のような阿木燿子・宇崎竜童コンビの作品の方が山口百恵らしい曲だと…
今回、ここで選んだ曲の存在がベースにあったので、タイトルに「9月」もしくは「SEPTEMBER」がついた曲は沢山あるだろうと思ったのだが、いざ探してみると「これは」と思う曲はなかなか見つからなかった。 しかし、ほかの月を眺めてみて、9月ほど歌のタイト…
ディスコ・ミュージックのスタンダード・ナンバーは、巨人・阿部慎之助選手の応援曲 リリースから40年以上が経ったいまでもダンス・ミュージックのスタンダードナンバーとして、ディスコやミュージックバーなどでこの曲がかかると一気に盛り上がりがMAXにな…
太田裕美の9枚目のシングルシリアスな旋律のイントロが印象的 太田裕美の熱心なファンでもなければ、太田裕美のヒット曲は『木綿のハンカチーフ』しか知らないことだろう。 自分もそのクチなので、この曲はだいぶ後になってから知ったのだが、タイトルの文字…
アリス・堀内孝雄のソロ・シングル「資生堂化粧品」秋のキャンペーンソング このタイトルは、曲の方が先だったのか、CMの企画の方が先だったのか気になるところだが、ネットで調べたところ、やはり資生堂の側から提示されたタイトルなのだそうだ。 そのため…
ベートーヴェンの「エリーゼのために」をオールディーズ風にアレンジした曲が大ヒット こういう曲は、今でも「KENTO'S」のようなオールディーズ系のバーなどで歌われているが、彼らはプロのバンドなのか、それとも本業を別に持っているアマチュアなのだろう…
前年に『戻っておいで・私の時間』でデビューした竹内まりやの3枚目のシングル この曲のように月の名前がついた曲名は結構多いものだ。 『SEPTEMBER』というとアース・ウィンド・アンド・ファイアーの楽曲が有名だが、この竹内まりやの初期ヒット曲も好きな…
桑名正博4枚目のシングルが大ヒットしてランキング1位に 桑名正博とはどういう人物だったのか? この曲が大ヒットして、アン・ルイスと結婚、離婚して、2012年に亡くなった、自分はその程度しか桑名正博のことを知らない、 知っている曲もこの曲だけなのだが…
ドラマ「男女7人秋物語」の主題歌The Cover Girlsのカバー曲 「男女7人秋物語」の『CHACHACHA』の方はあまり良く知らないのだが、こちらの曲の方は、歌手も曲も馴染みがある。 やはり歌手・森川由加里の押しの強さに起因していたのだと思う。 森川由加里にし…
元ザ・フォーク・クルセダーズの端田宣彦が率いる『シューベルツ』のデビュー曲 懐古的なテレビ番組で「当時の街並み」的な映像のBGMとしてよく耳にする曲だ。 「プラタナスの枯葉舞う冬の道で~」という歌詞のフレーズが、自分の生まれた頃の時代へのノスタ…
堀辰雄の文学作品をタイトルにした松田聖子の7枚目のシングル 松田聖子には様々な大物アーチストが楽曲を提供しているが、なんと大瀧詠一までもが…、さすが松田聖子は並のアイドルとは違うな、と改めて感じるところだ。 作詞は松本隆だから、まさに「はっぴ…
工藤静香の5枚目のシングル88年カネボウ化粧品のCMソング 自分の場合、順調にいけばこの年に大学進学していたのだが、浪人生になってしまい流行歌を聴く機会も減ってしまった。 そんな浪人時代の中でも印象が強かったのがこの曲だ。 化粧品のCM曲だったこと…