夢
オリコンチャート1位を獲得した山口百恵の17枚目のシングル 月夜の海に二人の乗ったゴンドラが 波も立てずにすべってゆきます 朝の気配が東の空をほんのりと ワインこぼした色に染めてゆく そんな そんな夢を見ました あなたは時々振り向き Wink and Kiss 微…
浅草キッド/ビートたけし ほか 新年が明けてだいぶ経ってしまったが、新年に見る「初夢」はその年を占うもの、象徴するものという感じがする。 自分が見た初夢はなんだったか忘れてしまったし、きっとたいした内容ではなかったと思うのだが、やはり年齢が経…
尾崎亜美が初めて作詞作曲を手掛けた松田聖子のシングル曲 約束を守れたなら 願いを叶えてあげる 春の国飛びたてる羽 つけてあげるよ 音符のようにすれ違ってくのよ 迷子になった彼の心の中 助けて エンジェル りんごをかじったら こんな苦しい気持ちになる…
30歳の遅咲き新人歌手、鳥羽一郎のデビュー曲 この曲をYouTubeで探すと、最近の歳とった鳥羽一郎が歌っている動画を見ることができるが、その姿はまさに極道者のような迫力とパンチの効いた歌唱を味わせてくれる。 ヤクザが歌手になったのかと錯覚してしまう…
原田知世の6枚目のシングル自身が主演する同名映画の主題歌 いつも私の事だけずっと 思っててくれなくて いいの 自分の夢にすぐムキになる そんなとこ好きだから とても I know you 恋した時 みんな出会う 自分だけの神様 Love 平凡な Love ささやきが あな…
中村雅俊の4枚目のシングル自身主演のドラマ「俺たちの旅」主題歌 夢の坂道は 木の葉模様の石畳 まばゆく長い白い壁 足跡も影も残さないで たどりつけない山の中へ 続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海 交わってただ遠い果て 輝いたという…
竹内まりやの15枚目のシングル映画「ハワイアン・ドリーム」の主題歌 この曲が収録されたアルバムを買ったのは、確か1988年か89年だったと思う。 周りの誰かに奨められて買った記憶があるのだが、それまで竹内まりやの印象は「不思議なピーチパイ」がヒット…
お笑い界の巨匠、ビートたけしが下積みの浅草時代を回想して歌った名曲 ビートたけしを知ったのは1980年前後の漫才ブームの頃で、その後「オレたちひょうきん族」など数多のテレビ番組で本人を見ない日がないほどだったが、自分が一番傾倒していたのがラジオ…
世界歌謡祭でグランプリを獲得した円広志のデビュー曲 単純な歌詞のフレーズをこれでもかと繰り返す、かなり思い切った作品なので、リリース前にはきっと反対意見も多かったことだろう。 だが結果的には大ヒットし、一種の流行語にようになったほどだった。 …
サザンオールスターズの32枚目のシングルドラマ「悪魔のKISS」の主題歌 いかにも下ネタ・おげれつが大好きな桑田佳祐らしさが溢れている作品だ。 この曲と曲調がよく似ている『匂艶 THE NIGHT CLUB』やKUWATA BANDの『スキップ・ビート』などでも、「勃つ」…
井上陽水の23枚目のシングルサントリーウイスキー「角瓶」のCM曲 フォークソングの隆盛時代を知らない自分にとって、井上陽水は縁遠い存在だった。 ちょうどこの頃、中森明菜に歌詞を提供してヒットした「飾りじゃないのよ涙は」や、かつて自身のバックバン…
ピンク・レディーの11枚目のシングル9作続いたオリコン1位記録が途絶えた デビューから3年足らず、自分の印象ではあるが、ピンク・レディーの人気が低下したように感じた頃にリリースされた曲だ。 オリコン4位の売上げを記録したのだから十分ヒット曲だとい…
斉藤由貴の13枚目のシングル井上陽水の70年代ヒット曲をカバー フォークの大御所・井上陽水女性アイドルとの組み合わせでヒットを狙う、という手法はレコード会社の常套手段なのかもしれない。 この曲以前には、高樹澪の『ダンスは上手く踊れない』、中森明…
アニメ映画「ペンギンズ・メモリー 幸福物語」の主題歌 「ボーイの季節」とはいつなのだろうか? レコードジャケットや曲調からすると、なんとなく秋のような感じを受ける。 それとも当時レコードの発売が5月ということを考えると春か初夏なのだろうと考えて…
24時間テレビ 「愛は地球を救う」のテーマソングとして毎年歌い継がれる 夏休み終盤時期の風物詩になっている「24時間テレビ」は、1978年に放送が始まって以来、かれこれ40年以上続く名物番組になっているが、これまで自分はあまり見ることはなかった。 近年…
松任谷由実(荒井由実)の24枚目のシングルで自身最大のヒット曲 自分にとってユーミンは、テレビでその姿を見たことのない、ニューミュージック界の謎の超大物アーチストという存在だった。 レコードを買える年齢になってユーミンの曲を聴くようになったの…
大衆演劇会のスター、「下町の玉三郎」こと梅沢富美男のデビュー曲 ここ最近、テレビ番組やCMに出ている梅沢冨美男を頻繁に見かけるようになった。 毒舌とかキレキャラのタレントがこれだけテレビで重宝されているのは、やはり、他人をブッた切るのが好きな…
ゆずの21枚目のシングルNHK「アテネオリンピック」のテーマ曲 オリンピックのテーマソングにはいろいろな曲があるが、NHKでは、1988年のソウル五輪から設定されたのだそうだ。 この曲はNHKのアテネ五輪・テーマソングだったことは、アテネ五輪での体操男子団…
かつて北千住で流しの歌手だった渥美二郎の5枚目のシングル 何年かに一度、実家の家族が集まってカラオケをする機会があるのだが、だいぶ高齢になった自分の父親がよく歌うのがこの曲だ。 もう40年も前の曲ではあるが、やはり若い頃に好んだ曲というのは歳を…
ドラマ「101回目のプロポーズ」の主題歌13週連続1位、売上280万枚を記録 高視聴率だったドラマの影響もあって、記録ずくめの爆発的なメガヒットとなった。 メロディや歌詞が良いのはもちろんだが、飛鳥とチャゲのねっとりと絡みつくような独特な歌唱もこの曲…
阿久悠+大瀧詠一による歌謡曲の名曲「AGF・マキシム」のCMソング 小林旭といえば、当時『マイトガイ』と呼ばれた日活の大スターで、あのタフガイ・石原裕次郎と並び称されたのだから、さぞかし人気があったことだろう。 とはいえ、我々世代は、日活ではなく…
井上陽水と安全地帯の師弟コンビによるデュエットが実現 もともと井上陽水のバックバンドとして活動していた安全地帯だったが、待望のコラボが実現したのがこの曲だ。 1986年の夏の2日間、神宮球場で行なわれたコンサートが初めてこの曲が披露される舞台とな…
桑田佳祐第1回監督映画「稲村ジェーン」の挿入歌 サザン名義でもないし、シングル発売された曲でもないが、カラオケでよく聴く曲だ。 自分にとってサザンは初期の頃のイメージが強くて、それ以降の曲にはあまり馴染みがないのだが、この曲はとても好きな曲だ…
佐野元春の4枚目のシングル青春ソングのバイブル的な一曲 懐かしの青春ミュージック、というテーマの企画CDやテレビ番組があったら、この曲はそのテーマ曲として実に相応しい曲だ。 ただ、自分の世代よりも多少上の世代がちょうどピタリとはまる感じがする。…
元あみん・岡村孝子のソロ5枚目のシングル 『待つわ』が大ヒットして華やかなデビューだったが、その後わずか数曲をリリースしただけで解散した「あみん」。 ソロ後の岡村孝子は、『待つわ』並みのヒットはかなわないが、素晴らしい名曲をいくつも送り出して…
1973年、世界歌謡祭最優秀グランプリを獲得した小坂明子のデビュー曲 かなりの大ヒットを記録したが、その当時の様子を覚えていない。 当時、自分は4、5歳だったので無理もないのだが、子どもが見るようなテレビ番組で歌われる機会が少なければ、耳にするこ…
チェリッシュの7枚目のシングル結婚祝いの定番ソング かつては、結婚式の余興になると必ずこの曲が歌われたものだ。 と言っても、子どもの頃までを遡っても、自分が参列した結婚式でこの曲が歌われたのを実際聴いたことはないのだが。 それはそうとして、最…
映画「放課後」の主題歌1989年に斉藤由貴がカバーして人気に 近年はNHK「ブラタモリ」のテーマ曲を歌うなど、にこやかな好々爺という印象もあるが、かつては激しい心情を吐露するような曲が多く、なんとなくエキセントリックでとっつきにくい感じがしたもの…
大都会の夢や儚さが詰まった一曲第10回世界歌謡祭でグランプリを受賞 「一発屋」という感もあるが、この曲以上のものを作ることは難しいだろう。 それほど完成度の高い曲だと思う。 この曲をはじめて聴いた時は、当然ながら超高音のボーカルに圧倒されたもの…
1972年に開催された札幌オリンピックのテーマ曲 アジアで開催された冬季オリンピックは、今から50年近く前の札幌が最初だ。 この時自分はまだ2歳だからオリンピックの記憶はないのだが、「札幌オリンピック」のテーマソングとして歌われたトワ・エ・モワの曲…