秋元康
ドラマティック・レイン/稲垣潤一 ほか 秋元康が作詞を手掛けたシングル曲の売上枚数は、阿久悠や松本隆ら「昭和の巨人」と呼ばれた作詞家を抑えて堂々の第一位である。 自分も高校生の頃はとんねるずやおニャン子関連の曲をよく聴いたので、当時は作詞家の…
前作『1986年のマリリン』に続き官能的な曲にのせてセクシーな振付けで魅せる そそって そそられて 誘って 誘われて Kissは Ah どっちにする 真赤なドレスをひるがえし 陽気なリズムで浮かれたなら 週末の恋なんて カレンダーの数より多いわ だけど今夜だけ …
菊池桃子の5枚目のシングル映画「テラ戦士ΨBOY」のテーマ曲 Lonely Romancer 出逢いはミステリー Lonely Romancer あなたをそう呼ぶわ Boy いつの日からか まだ見ぬ人に ときめいていた Boy 心に深く 伝える愛は 不思議な力 瞳と瞳が合った瞬間 感じたのよ w…
メインボーカルだった中島美春のおニャン子卒業を綴った一曲 「夕やけニャンニャン」を見始めてから半年ほどが経って、その間、新たなおニャン子が加わっていった一方、こうして放送開始当初からのメンバーだった中島美春や河合その子が去っていき、徐々に自…
河合その子の5枚目、おニャン子卒業後2枚目のシングル どちらかと言えば、自分はこれまで女性アイドルに対して一歩下がったところから斜に構えて見ていたものだったが、河合その子は初めて心惹かれた存在だ。 前年9月にソロ・シングルをリリースした後。早々…
おニャン子クラブ会員番号36番・渡辺満里奈の3枚目のシングル 夕やけニャンニャンの番組内で、渡辺満里奈が新人おニャン子を発掘する企画を勝ち上がった時のことを今でも覚えている。 そんな鮮烈なインパクトを与えてくれた渡辺満里奈は自分にとって大のお気…
会員番号29番・渡辺美奈代のおニャン子8人目となるソロ・デビュー曲 なんとデビュー曲から5作連続でオリコン1位という記録を達成した渡辺美奈代。 しかし、比較的おニャン子好きだった自分でも、渡辺美奈代のことはあまり注目しておらず、実はその5曲ともほ…
「夕やけニャンニャン」で人気沸騰したお笑いコンビ・とんねるずのパロディ演歌 現在、「大御所」と呼ばれるお笑い芸人の中で、自分にとってとんねるずは駆け出しの頃から知っているお笑いコンビだ。 かつて「お笑いスター誕生!!」というテレビ番組で、確か1…
会員番号25番・吉沢秋絵も出演したドラマ「スケバン刑事II」の主題歌 自分が「夕やけニャンニャン」を見始めた頃にはもうすでにいたような、それともまだいなかったような、そんな地味な感じの吉沢秋絵だったが、ソロ・デビューは、あの新田恵利や国生さゆり…
小泉今日子の17枚目のシングルアイドルの虚像をぶっちゃけた歌詞 今思えばもったいなかったが、この当時、自分は小泉今日子にあまり関心がなかった。 これまでの関心の低さもあって、自分が初めて注目した小泉今日子の曲がこの曲だ。 それまでも普通のアイド…
今井美樹の4枚目のシングル資生堂 秋のキャンペーンソング この曲は資生堂のCM曲だったこともあって、一気に今井美樹の知名度が向上するキッカケになったが、その前から「ハナマルキ」のCMに出演してので、結構注目されていた。 やはり印象に残ったのは、太…
1986年のマリリン/本田美奈子 ほか 秋元康の名前が注目されるようになったのはいつごろからだったのだろうか? 自分も含め芸能界の縁の下、作詞やプロデュースといったところには無関心だったのだが、1985年放送開始の「夕焼けニャンニャン」をキッカケに、…
自身も出演したドラマ「パパはニュースキャスター」の主題歌 この曲は、田村正和、浅野温子ら人気キャストが出演したドラマの主題歌だったこともあって大ヒットした曲だ。 代表曲『1986年のマリリン』と肩を並べるほどのヒットとなった曲だが、考えてみると…
会員番号19番・『ゆうゆ』こと岩井由紀子のデビュー曲 おニャン子の中でも一番素人っぽい感じがして結構好きだったのだが、たしかに愛くるしい容姿ではあったものの、アイドルとして注目されるほどのものかな、という感じもする。 デビュー曲だったこの曲も…
「とんねるずのみなさんのおかげです」のオープニング主題歌 この曲が主題歌だった「とんねるずのみなさんのおかげです」は1988年に始まった番組で、自分が大学生の頃よく見たものだ。 とんねるずが好きだらかというわけではなく、人気コーナー「仮面ノリダ…
稲垣潤一の3枚目のシングル「ヨコハマタイヤASPEC」イメージソング 1992年リリースの「クリスマスキャロルの頃には」が大ヒットしたが、それまで稲垣潤一は世間ではどの程度知られていたのだろう? 自分はラジオが好きだったので、稲垣潤一の曲をたまにラジ…
AKB48の10作目のシングルで、これまでで最高のオリコン週間3位の売上を記録 AKB48には詳しくないのだが、熱烈なAKB人気に火が付いたのは「ヘビーローテーション」などがヒットした2010年以降だと思う。 それ以前は地下アイドル的な印象だったが、2006年のデ…
長渕剛の11枚目のシングルドラマ「家族ゲーム」の主題歌 「家族ゲーム」は、TVドラマの放送開始と映画の公開は確かほぼ同時期だった。 自分が知ったのは映画の方で、実際に見たわけではないのだが、松田優作の独特な雰囲気に興味をそそられたものだ。 そのた…
映画「パンツの穴」でデビューした菊池桃子の2枚目のシングル 自分の名前が冠された雑誌「Momoco」が発刊されたり、映画「パンツの穴」でいきなり主演を務めるなど、菊池桃子デビュー時の扱いはかなりのVIP待遇だ。 その後、通算7作ものオリコン1位となる作…
「ららぽーとスキードームSSAWS」のCMソングとして制作された曲 この曲は長野オリンピックのテレビ・イメージソングだったが、もともとはその数年前に山下達郎が「スキードームSSAWS」のCMソングとして作成した曲。 そのため、出だしから「Spring, Summer, A…
藤谷美和子と仲村トオルが共演したドラマ「そのうち結婚する君へ」の挿入歌 自分にとって藤谷美和子の印象が強いのは、70年代に放送されたドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」の女子生徒役。 この曲のヒットで、ドラマで見て以来久しぶりに姿を目にする機会にな…
菊池桃子の4枚目のシングルで自身最大のヒット曲 1985年、奇しくもこの年「卒業」というタイトルの曲がこの曲を含め4曲もリリースされてたのだが、結果、セールス的には約40万枚を売り上げランキング1位も獲得した菊池桃子に軍配が上がっている。 80年代、様…
うしろゆびさされ組の2枚目のシングルアニメ「ハイスクール!奇面組」の主題歌 意外にも、おニャン子クラブからのソロデビューは、河合その子に次ぐ2番目。 どちらかというと地味な二人が、新田恵利や国生さゆりらエース級をさしおいてソロデビューしたのは、…
昭和の歌姫・美空ひばりの生前最後にリリースされたシングル曲 毎年6月の命日になると必ずテレビ特番が放映される美空ひばり。 我々世代にとって美空ひばりは「懐メロ歌手」で演歌調やマンボ調など多様なジャンルを歌いこなす歌謡エンターテイナーという感じ…
セクシーなヘソ出しルックで注目を集めた本田美奈子の5枚目のシングル それまでも歌唱力のあるアイドル歌手だな、と思っていたが、この曲はこれまでのイメージを大きく変えるものだった。 一番の特徴は「へそ出し」の衣装を纏って大きく腰を振る振り付で、和…
おニャン子クラブのデビュー曲テレビ番組「夕やけニャンニャン」のテーマ曲 「夕やけニャンニャン」の放送が始まったのはこの年の4月だったが、当時高校1年だった自分は、この番組にもおニャン子にもさほど注目していなかった。 この曲のランキングも5位が最…
おニャン子クラブ会員番号8番・国生さゆりのソロ・デビュー曲 考えてみるとバレンタインデーを歌った曲というと、この曲くらいしか思い浮かばない。 同じ欧米系のイベントでもクリスマスソングは数多くあるのに、バレンタインソングというのは邦楽・洋楽を問…
おニャン子クラブのエース・新田恵利のソロデビュー作 とにかく人気があればレコードが売れる、という悪しきアイドルモデルが確立されたのは、この曲のせいだと思っている。 この後、味をしめたレコード会社は次々と素人のようなタレントをデビューさせてい…
稲垣潤一の27枚目のシングルドラマ「ホームワーク」の主題歌 稲垣潤一は本当に独特な歌手だと思う。 ドラムを叩きながら無表情に歌うスタイルもそうだし、ハイトーンな声と、ちょっと東北訛りのある発音も稲垣潤一ならではのものだ。 この曲がリリースされた…