平尾昌晃
よこはま・たそがれ/五木ひろし ほか 2017年7月に作曲家・平尾昌晃が亡くなってからちょうど4年が経ったところだ。 歌謡界を代表する作曲家の死を悼む一方で、家族内の内紛などスキャンダラスな面も報じられたりしたが、やはり何年か経てば良いも悪いも徐々…
わたしの城下町/小柳ルミ子 ほか 平尾昌晃というと、まぎれもなく作曲家の大御所で数多くのヒット曲を世に送り出している。 亡くなった2017年、その年の日本レコード大賞では、「平尾昌晃賞」を新設しようというプランもあったようだが、結局は見送りになっ…
1963年に「こんにちは赤ちゃん」でレコード大賞を受賞した梓みちよのヒット曲 自分が梓みちよに対してなんとなく「コワい感じ」を抱いているのは、子どもの頃に聴いたこの曲のせいなのかもしれない。 今、本人を見れば、むしろ可愛らしいベビーフェイスとい…
芸名を「中条きよし」としたデビュー曲がいきなりのミリオンヒットに この曲の作詞作曲は、五木ひろしの『よこはま・たそがれ』と同じく、山口洋子・平尾昌晃コンビによるものだ。 そういわれてこの歌を聴いてみると、曲調も歌詞の雰囲気もよく似ている感じ…
山口洋子・平尾昌晃コンビによる作品1973年日本レコード大賞受賞曲 五木ひろしの代表曲は?と聞かれたら、実はほとんど知らないのだが、出世作『よこはま・たそがれ』を除くとこの曲が思い浮かぶ。 本当ならもっとヒットした曲や優れた曲があるのだろうが、…
歌謡スクールの子弟コンビによるデュエット曲が大ヒット 昭和のヒットメーカー、平尾昌晃が亡くなって、その遺産を巡るトラブルが起こったが、音楽番組が少なくなってCDも売れない時代になったとはいえ、カラオケ等の印税で年間数億円の収入があるとなると金…
前年デビューして新人賞のタイトルを総なめにした小柳ルミ子の4枚目のシングル 瀬戸内海の島々の情景が目に浮かぶような名曲だが、やはり自分の子ども時代の替え歌が思い出深い。 瀬戸わんたん、日暮れ天丼、夕波小なみそラーメン、あなたの島えびフライ、お…
アン・ルイスの6枚目のシングルのちに松崎しげるや福田沙紀がカバー アン・ルイスと言えば、やはり『六本木心中』のようなハードロック系のイメージが強いが、デビュー初期の頃はこの曲のような可憐なラブ・バラードを歌っていた。 特にこの曲は、なかにし礼…
女性アーティストで初となるオリコンチャート第1位を獲得したヒット曲 60年代を代表する歌謡曲を掘り出そうとすると、やはり伊東ゆかりは外せない存在だ。 中尾ミエらとともに「スパーク3人娘」と呼ばれ、大ヒット曲を何曲もリリースしているのだが、その一…
水谷豊の5枚目のシングルドラマ「熱中時代・刑事編」の主題歌 この曲は、かつて水谷豊が主演した『熱中時代・刑事編』の主題歌となった曲だ。 水谷豊の独特な演技は、今だと刑事ドラマ「相棒」の杉下右京役だし、昔ならこの「熱中時代」だ。 ただ、自分が見…
小柳ルミ子のデビュー曲日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 こんなにも情感豊かな詞は、ほかにはなかなか出会えないだろう。 「格子戸」「子守歌」「城下町」といった歌詞のフレーズひとつひとつが目の前に浮かんでくるようだ。 それにメロディの良さや小…
幾度も芸名を変えて、「五木ひろし」としてリリースした最初のシングル 子どもの頃、五木ひろしを普通の演歌歌手だと思っていたのでさほど関心がなかったのだが、その後、音楽番組などを見てマルチな才能をもったアーチストであることを知り、これほどの才能…