1978年
ゴダイゴの8枚目のシングルドラマ「西遊記」「西遊記II」の主題歌 当時、「ゴダイゴ」というバンドが怒涛のように一気に押し寄せてきたような勢いだった。 ドラマ「西遊記」のテーマ曲だった『モンキーマジック』、『ガンダーラ』のほか、『ビューティフル・…
マイナー調のメロディと切ない歌詞松任谷(荒井)由実の12枚目のシングル 青いとばりが道の果てに続いてる 悲しい夜は私をとなりに乗せて 街の灯りは遠くなびくほうき星 何もいわずに私のそばにいて 埠頭を渡る風を見たのは いつか二人がただの友達だった日ね …
サーカスの2枚目のシングルカネボウ'78夏キャンペーンソング ミスター・サマータイム さがさないで あの頃の私を ミスター・サマータイム あの夏の日 つぐなえる 何かが欲しい 待ち伏せた 誘惑に 誘われて 思わず あなたを忘れたの たよりなく 若い日々 ただ…
甲斐バンドの11枚目のシングル初のオリコンチャート1位を獲得 当時の自分は知らなかったのだが、この曲が使われたSEIKO腕時計のCMが、1979年新年の午前零時きっかりに民放テレビ各社で一斉に放映されたのだそうだ。 確かにその事実は革新的だとは思うが、当…
コロッケのモノマネでも知られる岩崎宏美の14枚目のシングル この曲がヒットした当時は特段思わなったが、後になって思えばヘンなタイトルである。 シンデレラの新婚旅行?という歌詞やタイトルには意味はないようで、恐らくこの年に開港した成田空港を意識…
巨人・王選手のホームラン世界新記録で日本中が沸き返るなかリリースされた一曲 この曲がヒットした折しも巨人軍・王貞治選手が、前年9月にホームラン世界新記録を達成し日本中が祝賀ムードに沸いていた。 「背番号1」といえば、まさしく王選手であり、王選…
みずいろの雨/八神純子 ほか 今から40年以上前の、こうしたレジェンド的な名曲が並ぶと、さすがに重みを感じるところだが、このあたりが70年代と80年代の違いなのかなと思う。 70年代は、まだ自分が10歳に満たない頃だったこともあるのかもしれないが、なん…
勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ ほか 1978年、特別な出来事が起きたというわけではないのだが、この年は自分にとって特別な年という気がしていて、大げさに言うと自分という人間の原点になっているような感じがしている。 まず、ここでも取り上げ…
世界歌謡祭でグランプリを獲得した円広志のデビュー曲 単純な歌詞のフレーズをこれでもかと繰り返す、かなり思い切った作品なので、リリース前にはきっと反対意見も多かったことだろう。 だが結果的には大ヒットし、一種の流行語にようになったほどだった。 …
「Part2」がシングル発売されて大ヒットした山口百恵の22枚目のシングル 山口百恵の現役時代を小学生として過ごした自分が、山口百恵の代表曲を一曲選ぶとしたら、少々悩ましいがやはりこの曲だ。 もっと大人世代であれば、しっとりと聴かせる『秋桜』や『い…
桜田淳子の22枚目のシングルは『しあわせ芝居』に続く中島みゆき作品 前作に続いて中島みゆきの作品で、これまでのアイドル路線とは違った雰囲気の曲だ。 桜田淳子らしい良作だと思うのだが、脱・アイドルを目指したことが原因だったのか、この曲からヒット…
宿無し/世良公則&ツイスト ほか 70年代ヒット曲のタイトルを並べてみると、特に女性シンガーは現代とは趣がまったく違うなと感じる。 一方、ツイストのようなロックバンドは、この頃、先進的な存在だったのが、今のJ-POPに受け継がれていると思うと感慨深…
ブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナ海岸をタイトルにしたノリの良いポップス 自分がカラオケで歌う洋楽ソングで、一番回数が多い曲はこの曲だろうと思う。 ノリが良いし、洋楽に詳しくない人でもなんとなく聞いたことがあるだろうし、一番は何と言っ…
微笑がえし/キャンディーズ ほか 先週、このブログで1998年のヒット曲を取り上げてみて、今から22年前のことだがあまり昔のような感じがしないと述べたところだったが、さらに20年遡ったのが1978年だ。 さすがに40年以上も前となると、ずいぶん昔の年代だな…
太田裕美の12枚目のシングル横浜生まれの人形が話し相手という歌詞 これまで自分にはあまり耳馴染みのなかった曲だったが、最近太田裕美の曲を歌うバンドのライブを見に行って覚えた曲だ、 本人の歌唱を聴いてみると、まさに太田裕美の真骨頂とも言える曲で…
山口百恵の24枚目のシングル国鉄「いい日旅立ち」のキャンペーンソング 影や棘のあるイメージだった山口百恵が国民的な存在となったのは、この曲の影響によるものだと自分は思っている。 阿木燿子・宇崎竜童コンビの作品が多いので、その曲調が山口百恵のイ…
ディスコ・ミュージックのスタンダード・ナンバーは、巨人・阿部慎之助選手の応援曲 リリースから40年以上が経ったいまでもダンス・ミュージックのスタンダードナンバーとして、ディスコやミュージックバーなどでこの曲がかかると一気に盛り上がりがMAXにな…
いきなりトップ10入りを果たした中原理恵のデビュー曲 この曲がヒットしたのは自分が小学4年の頃だったから、歌詞を深く味わうこともなかったが、今改めて聞いてみるとこの当時の東京の様子はどうだったのかな、と思いをめぐらせたくなる。 歌詞には東京湾と…
長渕剛の実質的なデビュー曲後に再リリースした『巡恋歌'92』がヒット 今の長渕剛と、この当時を比べるとまったく違う人物のようだ。 自分がはじめて長渕剛をテレビで見たのは『順子』がヒットした頃だが、今とは違って恋愛モノ、それも悲恋を歌っていたよう…
アリス・堀内孝雄のソロ・シングル「資生堂化粧品」秋のキャンペーンソング このタイトルは、曲の方が先だったのか、CMの企画の方が先だったのか気になるところだが、ネットで調べたところ、やはり資生堂の側から提示されたタイトルなのだそうだ。 そのため…
かつて北千住で流しの歌手だった渥美二郎の5枚目のシングル 何年かに一度、実家の家族が集まってカラオケをする機会があるのだが、だいぶ高齢になった自分の父親がよく歌うのがこの曲だ。 もう40年も前の曲ではあるが、やはり若い頃に好んだ曲というのは歳を…
渡辺真知子の2枚目のシングル日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 前作『迷い道』でデビューした渡辺真知子は川崎市にある洗足学園の出身ということから、自分の地元から現れたスターということでとても親しみを感じていた。 この曲は京急・堀ノ内駅の電車…
初のトップテン入りを果たした八神純子の5枚目のシングル 最近聴いたラジオCMの影響からか、オールドソングのかかるバーで聴く往年の名曲、というイメージだ、 イントロから始まって曲の本編に至るまで、疾走感が続く曲調が特徴的で、聴いているとなんだか焦…
『あんたのバラード』でデビューした世良公則&ツイストの2枚目のシングル 子どもの頃テレビで見た世良公則は、これまで見たことのないまったく異色の歌手で、名前の珍しさだけでなく、その歌唱もアクションもどちらも強烈なインパクトがあった。 歌唱は、全…
庄野真代の5枚目のシングル海外旅行ブームが沸き起こる 海外旅行が活発になってきた年代なのだろう、やはりこの年開港した成田空港の存在が大きいのではないか? それを見越して作られた曲かもしれない。 それにしても、ハワイでもパリでもなく、イスタンブ…
国民的ロックバンドとなるサザンオールスターズのデビュー曲 どういう形でこの曲を知ったのか忘れてしまったが、『今何時?そうね、だいたいね』というフレーズが強烈な印象だったことは確かだ。 破天荒なバンドで、奇妙なタイトルもメロディも斬新なものだ…
郷ひろみにとって27枚目のシングルドラマ「ムー一族」の挿入歌 樹木希林を最初にテレビで見たのは、自分が小学生の頃放送していた「ムー一族」だ。 子どもには理解しがたいシュールな番組だったが、確か浪人生役の郷ひろみとお手伝いん役の樹木希林という設…
郷ひろみの28枚目のシングル後年、中森明菜がカバーした 郷ひろみは、自分よりも少し上の世代ということもあって大ヒットした曲しか知らなかったので、この曲を知ったのはつい最近のこと。 なんとなく聴き覚えのある曲だったが、今では郷ひろみの中で一番の…
松山千春の5枚目のシングル TBSの「ザ・ベストテン」の放送が始まったのは、1978年からなので、恐らくこの曲もランクインしていたはずだと思うが、出演はしていなかったのではないかと思う。 自分が「ザ・ベストテン」をよく見ていたころは、『長い夜』がラ…
仙台のラジオ番組でリスナーから募集した歌詞にメロディをつけてできた曲 1981年に「3年B組金八先生」が終了して、その後継として放映された「2年B組仙八先生」で、「仙八先生」役で主演したのがさとう宗幸だったが、今思えば、仙台出身だから「仙八」という…