1971年
『戦争は終った』というサブタイトルが付いたベトナム戦争への反戦ソング 自分が中学生だった頃、最も傾倒した音楽はビートルズであり、ジョン・レノンだった。 ビートルズの方は、スタンダードナンバーとして幼少の頃から自然に耳にしていたこともあって初…
後年、曲の改変を巡って作詞家と騒動になった森進一の20枚目のシングル おふくろさんよ おふくろさん 空を見上げりゃ 空にある 雨の降る日は 傘になり お前もいつかは 世の中の 傘になれよと 教えてくれた あなたの あなたの真実 忘れはしない www.youtube.c…
自身の出演するドラマ「時間ですよ」の挿入歌となった天地真理のデビュー曲 朧げな記憶を辿ると、自分の幼い頃の人気アイドルといったら天地真理、桜田淳子、森昌子といったあたりだったような気がするが、これは自分の家庭環境、つまり親が好きだったから、…
森田健作自身が主演を務めた青春学園ドラマ「おれは男だ!」の主題歌 もう30年ほどになるのだろうか?、 長きにわたって政治活動をしているなかで様々な毀誉褒貶を受けてきたことと思うが、いまだに精力的な活動を続けているところは、やはりエネルギッシュ…
杉田二郎と森下次郎のフォーク・デュオ、ジローズの2枚目のシングル 終戦の日は、戦争の時代を振り返る機会になるが、年月を経るにつれ戦争の記憶は自然と薄れていってしまうものだろう。 この曲の歌詞にはこれといって反戦を思わせるようなフレーズはないが…
アイルランド人の父を持つハーフ歌手・小山ルミの6枚目のシングル 昨年末、行きつけのカラオケスバーの年越しの会で、バーのママが歌った曲だ。 これまで本人の歌唱を聴いたことがない曲だったが、いきなりイントロから「懐メロ感」がスゴいし、それに歌詞の…
元フォーク・クルセダーズ、加藤和彦と北山修の共作により生まれたフォークの名曲 綺麗なハーモニーやギター演奏が、まさにフォークソングの名曲と呼ぶに相応しく、まるで小学校の音楽の教科書に出てきそうだが、意外にもオリコン最高位は10位だ。 一方、い…
元フォーク・クルセダーズのメンバー・はしだのりひこ率いるシューベルツのヒット曲 確かに良い曲ではあるが、オリコン1位になるほどヒットするとは、70年代初期と現代とでは時代が違うんだなと感じさせられる。 この曲の歌詞を聴いただけでは、花嫁の何を歌…
前年、日本レコード大賞・最優秀新人賞を受賞したにしきのあきら3枚目のシングル 「スターにしきの」と持ち上げられて、過去の人が一躍時に人になった印象だった。 なにがキッカケだったのかと調べてみたら、92‐93年頃「とんねるずの生でダラダラいかせて!!…
堺正章のソロデビュー曲1971年日本レコード大賞大衆賞を受賞 自分が知る堺正章は、古くはドラマ「西遊記」の孫悟空役であり、正月のかくし芸番組の司会者、そして近年でもさまざまな番組で司会者を務めている。 芸能界に隠然たる権力を持っていると囁かれて…
ザ・ベンチャーズが作曲した欧陽菲菲のデビュー曲 「御堂筋」は本当に絵になる街路だ。 大阪駅前・梅田を発って、キタ新地、金融街、薬屋街、繊維街、百貨店街などを経て、難波駅前に至る、なんともドラマチックで景観の良い大通りだ。 自分が大阪に住んでい…
可憐な少年少女の恋を描いた映画『小さな恋のメロディ』の主題歌 この曲が主題歌となった映画「小さな恋のメロディ」を初めて見たのはたしか中学生の頃だったか、ほのぼのとした淡いラブストーリーで、ラストはちょっと寂しい感じだったと思う。 ちょうどそ…
『竹田の子守唄』のB面曲1991年、川村かおりのカバーもヒット 以前、小学校の前を通りかかったら、生徒たち全員が校庭でこの曲を合唱していた。 やはりもう50年近くも前の曲なのに歌い継がれている名曲なのだろう、学校だけでなく、いろいろな歌手にカバーさ…
元スパイダース・井上順之(井上順)の2枚目のシングル 毎年3月末になると退職する同僚たちから別れのあいさつの訪問をたびたび受ける。 近年、会社の業績が厳しいせいか年を追って退職者が増えている印象だが、自分の職場では最終出社日に各部署を巡り歩い…
前野曜子がボーカルを務めたペドロ&カプリシャスのデビュー曲 『桃色吐息』で高橋真梨子の存在を知って、大人の歌手だなと思ったら、元はペドロ&カプリシャスのボーカルだったと知って驚き、さらに高橋真梨子が2代目で、初代は前野曜子という人だと知って…
1972年に開催された札幌オリンピックのテーマ曲 アジアで開催された冬季オリンピックは、今から50年近く前の札幌が最初だ。 この時自分はまだ2歳だからオリンピックの記憶はないのだが、「札幌オリンピック」のテーマソングとして歌われたトワ・エ・モワの曲…
南沙織のデビューシングル1989年に森高千里がカバーしてヒット 今でこそ沖縄出身のタレントは珍しくなくなったが、南沙織はその先駆け的な存在だったと言えるだろう。 当時まだ沖縄はアメリカの統治下にあったわけだから、きっとどこか異国からやってきたよ…
平山三紀の2枚目のシングルデビュー曲は『ビューティフル・ヨコハマ』 暑い夏の日は一歩も外に出たくない、という気分になるものだが、今も昔も「夏」と言えばちょっと解放的な気分になって、なにか刺激的なことが起こりそう、という期待感が高まる季節だ。 …
尾崎紀世彦の2枚目のシングル1971年日本レコード大賞受賞曲 なつかし映像でしか見たことがないのに、どういうわけか自分にとって「レコード大賞といえばこの曲」という印象が強い。 70年代のレコード大賞は、その年のヒット曲に贈られる歌謡界で最も権威ある…
小柳ルミ子のデビュー曲日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 こんなにも情感豊かな詞は、ほかにはなかなか出会えないだろう。 「格子戸」「子守歌」「城下町」といった歌詞のフレーズひとつひとつが目の前に浮かんでくるようだ。 それにメロディの良さや小…
幾度も芸名を変えて、「五木ひろし」としてリリースした最初のシングル 子どもの頃、五木ひろしを普通の演歌歌手だと思っていたのでさほど関心がなかったのだが、その後、音楽番組などを見てマルチな才能をもったアーチストであることを知り、これほどの才能…