阿久悠
フィンガー5のヒット曲をカバーした小泉今日子の28枚目のシングル なんでキョンキョンが70年代のカバー曲を歌ってんの?と思って調べてみたら、この曲は1988年にリリースしたアルバム「ナツメロ」に収録された一曲で、その翌年にシングルカットされたものだ…
ピンク・レディーの11枚目のシングル9作続いたオリコン1位記録が途絶えた デビューから3年足らず、自分の印象ではあるが、ピンクレディーの人気が低下したように感じた頃にリリースされた曲だ。 オリコン4位の売上げを記録したのだから十分ヒット曲だという…
ピンク・レディーの2枚目のシングルが初のオリコン1位を獲得 デビュー曲が大ヒットすると、その後、あとが続かないというケースが多くあるが、前作の『ペッパー警部』を上回る大ヒットとなった。 初めてピンク・レディーを見たのは自分が幼い頃だったが、露…
白い蝶のサンバ/森山加代子 ほか 1969年生まれの自分にしてみれば、阿久悠の存在はピンク・レディーのヒット曲によって知ることになったのだが、それ以前にも歌謡史に輝く名曲を残していることがわかる。 よく考えるのだが、ヒット曲というのは、詞なのかメ…
津軽海峡・冬景色/石川さゆり ほか 70年代後半、この頃の阿久悠はピンク・レディーの楽曲向けの歌詞制作に追われていたことだろう。 その一方で、このような名作と言われる後世に残る詞を書きあげているのだから、やはり「巨人」に違いない。 むしろピンク…
ペッパー警部/ピンク・レディー ほか ピンク・レディーが歌った曲の大半が、作詞・阿久悠、作曲・都倉俊一によるものである。 2作目の『S・O・S』から、10作目の『カメレオン・アーミー』まで9作連続オリコン1位、5作品でミリオンセールスを記録、『UFO』が…
桜田淳子の15枚目のシングル 70年代の中盤、自分が小学校にあがろうかという年代、最も人気があった女性アイドルは桜田淳子だったと朧げに記憶している。 だが、どの曲もなんとなく聴き覚えがあるという程度で、この曲も最近までほぼ聞いたことがなかった曲…
1971年に解散したタイガースが「同窓会」としてリリースしたシングル タイガースを知らない自分にとって、この曲は当時のGSブームを牽引したタイガースの様子を見聴きする貴重な一曲となった。 リードギターの加橋かつみとメインボーカルの沢田研二が交互に…
1971年にソロ活動を開始した沢田研二の14枚目のシングル 子どもの頃、歌謡界のスーパースターといえば、やはり「ジュリー」こと沢田研二で、その象徴的な出来事は、『勝手にしやがれ』が大ヒットしてレコード大賞を受賞したことだ。 それ以前にこんな名曲が…
八代亜紀の30枚目のシングル1980年日本レコード大賞受賞曲 これだけの歌唱力、表現力があっても、歌謡界、演歌界の女王のポジションには立っていない、というのは自分が子どもの頃から抱いていた八代亜紀に対する印象だ。 当時の女王と言えば、都はるみ、石…
阿久悠+大瀧詠一による歌謡曲の名曲「AGF・マキシム」のCMソング 小林旭といえば、当時『マイトガイ』と呼ばれた日活の大スターで、あのタフガイ・石原裕次郎と並び称されたのだから、さぞかし人気があったことだろう。 とはいえ、我々世代は、日活ではなく…
平成時代も残すところあと2日、昭和に生まれた曲で、平成、そして令和に渡って歌い継がれていくだろう名曲というものはいくつもあるが、この曲もそのひとつだ。 昭和47年リリースの曲だから自分にとっては馴染みのない曲ではあるが、近年の紅白歌合戦でも何…
郷ひろみにとって27枚目のシングルドラマ「ムー一族」の挿入歌 樹木希林を最初にテレビで見たのは、自分が小学生の頃放送していた「ムー一族」だ。 子どもには理解しがたいシュールな番組だったが、確か浪人生役の郷ひろみとお手伝いん役の樹木希林という設…
男女の出会いと別れを歌った、デュエット歌謡のスタンダード・ナンバー 立ち寄った居酒屋で、こんな風に女性との出会いがあったら実にラッキーだが、ひとりでふらりと居酒屋やバーに行く機会が多い人にとっては、よくある出来事かもしれない。 だから、「今…
70年代のヒットメーカー・森田健一が歌った大ヒット青春ソング この曲がヒットした当時、自分は小学1年生だったので、この曲をテレビで聴いた記憶がほとんどないのだが、その翌年、自分の姉が小学校を卒業するというタイミングで、この曲の存在をよく知るこ…
自身主演のドラマ「池中玄太 80キロ」の主題歌 どのようないきさつで西田敏行が主演するドラマの主題歌を歌うことになったのかはわからないが、人情味や男くささを漂わせて歌う佇まいは役者ならではのものだろう。 自分にとって西田敏行は、ドラマ「西遊記」…
阿久悠の作詞による、Charの2枚目のシングル Charというと「伝説のギタリスト」というイメージを持つ人が多いのではないかと思うが、自分もそのひとりだ。 とは言っても自分はギターにまったく詳しくないので、布袋寅泰や野村義男といった名ギタリストたちが…
1978年に発足した西武ライオンズの球団歌は阿久悠・小林亜星コンビの作品 西武ライオンズ創設時に球団歌として発表されたのがこの曲だが、松崎しげるの躍動感ある歌唱がとてもカッコイイ。 「ライオン、ライオン、ライオン」と歌っていると思ってよく聞いて…
冬のうたと言っても、楽しい冬、あったまる冬、悲しみの冬、などいろいろな冬を歌った曲があるが、この曲は「厳しい冬」だ。 厳しい寒さ、それも津軽海峡を渡る船の上ともなれば、肌を刺すような冷たい風や凍りついた水しぶきが絶え間なく襲ってくるはずだ. …
阿久悠が作詞した作品で初のオリコン1位を獲得 この曲を知ったのは、実は割と最近のことなのだが、一度聞いただけで、これは70年代の曲だな、と感じることだろう。 それほどこの年代にしかない独特なメロディ、歌詞、そして節回しの歌唱だ。 70年代を通して…
北海道・夕張出身のシンガー、大橋純子の10枚目のシングル インターネットで懐メロ系の音楽映像を探していくと、やはり70年代の歌謡曲は、あらゆる年代の中でもちょっと別格だったのではないかと思う。 特にこの曲を聴くとそういう思いが強くなる。 とにかく…
「ハクツル生酒」のCMソング1986年日本有線大賞 ・特別賞を受賞 職場の先輩を連れてカラオケバーに行った時、先輩が歌ってくれたのがこの曲だった。 自分にはあまり馴染みのない曲だったので、サビの部分になって、ああ確か日本酒のCMソングだったかな、と思…
夏木マリの3枚目のシングル1993年、中嶋美智代のカバーが話題に 我々世代だと、夏木マリは「Gメン75」や「毎度お騒がせします」などに出演する女優として知られている程度で、かつてはアイドル歌手だったことを知る人は少ないだろう。 「アイドル」と分類し…
1966年『こまっちゃうナ』でデビューした山本リンダの20枚目のシングル いつの時代もセクシー系アイドル歌手が存在するが、70年代前半を代表するセクシーアイドルはやはり山本リンダだろう。 自分が幼少の頃、ヘソ出し、細身のパンタロン姿で腰を振りながら…
ピンク・レディーの4枚目のシングルこの曲から9曲連続でミリオンヒットを達成 ピンク・レディーの曲の中で、この曲がいちばん好きだという人は多いのではないか? 実際には、このあとの『UFO』がレコード大賞を獲得して最高潮に達するのだが、作品としてのピ…
沖縄出身の兄弟グループ、フィンガー5の2枚目のシングル 懐メロ番組に元フィンガー5の晃が出演して当時の歌を歌う姿うが懐かしい昨今だが、フィンガー5が流行ったのは自分がまだ小さい頃で、歌番組でよく見かけたものだ。 耳を引くのは晃の甲高い声だったし…
和田アキ子の11枚目のシングル紅白歌合戦で6回歌われた名曲 以前は年末の紅白歌合戦出場の常連だった和田アキ子だが、もし出場するならきっとこの曲を歌うことだろう。 紅白歌合戦では全部で6回歌われているが初めて披露されたのは1991年とのこと。 定番ソン…
ピンク・レディーの6枚目のシングル1978年日本レコード大賞受賞曲 歌謡曲史上、最も印象的な振り付けの曲だろう。 当時のピンク・レディーは、レコードを出せば売れるという状態だったから、じっくり作りこんだ作品というよりは、とにかくな思いついたものを…
沢田研二のソロ19枚目のシングル1977年日本レコード大賞受賞曲 自分が小学校低学年の頃は、まだベストテン番組があまりなく、大晦日の「レコード大賞」が一大イベントだった。 この曲が大賞を受賞した昭和52年の大晦日のことは今でもよく覚えている。 ブロン…
尾崎紀世彦の2枚目のシングル1971年日本レコード大賞受賞曲 なつかし映像でしか見たことがないのに、どういうわけか自分にとって「レコード大賞といえばこの曲」という印象が強い。 70年代のレコード大賞は、その年のヒット曲に贈られる歌謡界で最も権威ある…