レコード大賞
八代亜紀の17枚目のシングル日本レコード大賞・最優秀歌唱賞受賞曲 あんな男と 言いながら 今日も来ました 港町 波のむこうは また波ばかりの 片想い さようならも 聞こえない 情なしの うつり気の 後影 もう一度 逢いたい www.youtube.com タイトル もう一…
また逢う日まで/尾崎紀世彦 ほか 昨年亡くなった歌謡界のレジェンドの一人が筒美京平だ。 追悼番組などで様々なヒット曲が取り上げられていたが、今回、レコード大賞の花形である大賞と最優秀新人賞を獲得した「筒美京平作品」をピックアップしてみた。 こ…
魅せられて/ジュディ・オング ほか 今年10月に筒美京平、12月になって、中村泰士、なかにし礼、と昭和歌謡のレジェンドたちが相次いで書くなった一年となった。 長かった昭和の時代が終わってから、もう30年以上が経過して、昭和歌謡がいよいよ伝説になって…
近藤真彦の4枚目のシングル日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 デビューから前曲まで、1位、2位、1位、と出せば大ヒット、1位獲得はあたりまえ、という状況の中、新曲を制作・リリースするプレッシャーは並大抵のものではないだろう。 それを期待通りに、…
恋人への別れの想いを自虐的に歌った中島みゆきの11枚目のシングル 「中島みゆき」というアーチストを知ったのは、小学校の頃、ベストテン番組でランクインしたこの曲がキッカケだったと記憶している。 当然ながら、中島みゆき本人は出演することなく、ラン…
「シャネルズ」から心機一転、改名した『ラッツ&スター』の1stシングルが大ヒット デビュー曲の「ランナウェイ」が大ヒットして、その後もヒットを連発したシャネルズが不祥事で活動停止になったことは今でもなんとなく覚えているが、間もなくグループ名を…
グリコ「アーモンドチョコレート」のCM曲日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 デビュー曲の『哀愁でいと』も鮮烈だったが、明るく軽快なこの曲のほうが、デビュー当初のトシちゃんの曲としては印象深い、という人も多いのではないだろうか。 自分もそのク…
三善英史のデビュー曲後年、かつらのCM曲にも使われた名曲 美声ではあるが、男の歌としてはちょっと女々しい感じもする。 ヒットした当時を知らない自分からすると、この曲にはそんな印象を持つのだが、この当時はこんな風に繊細に歌い上げる歌唱が良しとさ…
米米CLUBの13枚目のシングル 1992年日本レコード大賞受賞曲 とにかくこれほど大ヒットした曲というのは、いまさらカラオケなどでも歌いにくいものだが、以前に昭和歌謡バーに大勢で行った際、店内の映像でこの曲が流れた時には盛り上がりが最高潮になったこ…
今井美樹の4枚目のシングル資生堂 秋のキャンペーンソング この曲は資生堂のCM曲だったこともあって、一気に今井美樹の知名度が向上するキッカケになったが、その前から「ハナマルキ」のCMに出演してので、結構注目されていた。 やはり印象に残ったのは、太…
手旗信号のような振付が印象的な金井克子の31枚目のシングル 初めてこの曲を聴いたのは、確か自分が小学校低学年の頃だったので、1976~77年前後だったように思う。 それも歌謡番組ではなく、お笑い番組でコントを演じる金井克子が歌のコーナーで歌っていた…
中森明菜の14枚目のシングル1986年日本レコード大賞受賞曲 2年連続、レコード大賞受賞、今思えば、この曲が中森明菜の頂点だったと思う。 その後も数年間、ヒット曲を連発してトップアイドルの座に君臨し続けているが、この曲以降は、影のある感じの曲をうつ…
北の宿から/都はるみ ほか 今年の大晦日も明日に迫ったが、以前に比べると、「いよいよ大晦日だな」という感慨が薄れているように思う。 以前であれば、一年が終わって、新しい一年が始まる、というなにか特別な感じがあったが、それが年々薄れているのは、…
失恋レストラン/清水健太郎 ほか かつて歌謡界における年末の風物詩といえば、「レコード大賞」だった。 同じ日にはNHKの「紅白歌合戦」も放送されていたが、子供だった自分にとっては「レコード大賞」のほうが重みがあった印象だ。 40年ほど前では、「レコ…
研ナオコの29枚目のシングルサザンオールスターズの楽曲をカバー 自分が子どもだった頃の印象が今でも研ナオコのイメージとして焼き付いている。 見た目のインパクトが強かったのに加えて、その後さらに薬物問題によって、ネガティブなイメージが植え付けら…
ミリオンヒットとなった都はるみの82枚目のシングル 都はるみというと、多くの人が「演歌の女王」というイメージを持っていると思う。 だが意外にも、100枚を超すシングルのうち、この「大阪しぐれ」とレコード大賞受賞「北の宿から」のミリオンヒット曲や、…
杉田二郎と森下次郎のフォーク・デュオ、ジローズの2枚目のシングル 終戦の日は、戦争の時代を振り返る機会になるが、年月を経るにつれ戦争の記憶は自然と薄れていってしまうものだろう。 この曲の歌詞にはこれといって反戦を思わせるようなフレーズはないが…
大塚愛の2枚目のシングル日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 この曲が流行った頃、自分はもう30代半ばだったので、こういうノリの良い楽曲に惹かれることはなかったが、大塚愛というアーチストはコギャルっぽいルックスで、いかにも「女の子が好きな女の…
大衆演劇会のスター、「下町の玉三郎」こと梅沢富美男のデビュー曲 ここ最近、テレビ番組やCMに出ている梅沢冨美男を頻繁に見かけるようになった。 毒舌とかキレキャラのタレントがこれだけテレビで重宝されているのは、やはり、他人をブッた切るのが好きな…
1963年に「こんにちは赤ちゃん」でレコード大賞を受賞した梓みちよのヒット曲 自分が梓みちよに対してなんとなく「コワい感じ」を抱いているのは、子どもの頃に聴いたこの曲のせいなのかもしれない。 今、本人を見れば、むしろ可愛らしいベビーフェイスとい…
八代亜紀の30枚目のシングル1980年日本レコード大賞受賞曲 これだけの歌唱力、表現力があっても、歌謡界、演歌界の女王のポジションには立っていない、というのは自分が子どもの頃から抱いていた八代亜紀に対する印象だ。 当時の女王と言えば、都はるみ、石…
渡辺真知子の2枚目のシングル日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 前作『迷い道』でデビューした渡辺真知子は川崎市にある洗足学園の出身ということから、自分の地元から現れたスターということでとても親しみを感じていた。 この曲は京急・堀ノ内駅の電車…
阿久悠+大瀧詠一による歌謡曲の名曲「AGF・マキシム」のCMソング 小林旭といえば、当時『マイトガイ』と呼ばれた日活の大スターで、あのタフガイ・石原裕次郎と並び称されたのだから、さぞかし人気があったことだろう。 とはいえ、我々世代は、日活ではなく…
高橋真梨子の10枚目のシングル「カメリアダイヤモンド」のCMソング 高橋真梨子が、元ペドロ&カプリシャスのボーカル・高橋まりだったとを知ったのは、この曲がヒットしてから随分経ってからだ。 P&Cの頃のことはよく知らないが、この曲を歌う高橋真梨子はク…
芸名を「中条きよし」としたデビュー曲がいきなりのミリオンヒットに この曲の作詞作曲は、五木ひろしの『よこはま・たそがれ』と同じく、山口洋子・平尾昌晃コンビによるものだ。 そういわれてこの歌を聴いてみると、曲調も歌詞の雰囲気もよく似ている感じ…
1964年にデビューした小林幸子の28枚目のシングルがミリオンヒットに この曲が紹介される際、とにかく苦節、下積みが長かったことが盛んに伝えられた。 小林幸子は1953年生まれで、この曲が発売されたのは25歳の時だから、確かに順風満帆という歌手人生では…
サザンオールスターズの44枚目のシングル2000年日本レコード大賞受賞曲 これまで下品なバンドと眉をひそめてきた人も、この曲には文句のつけようがないだろう。 1978年のデビュー以降、途中のKUWATA BAND時代も含め、時折スゴい名曲を作るが大抵の場合はパロ…
堺正章のソロデビュー曲1971年日本レコード大賞大衆賞を受賞 自分が知る堺正章は、古くはドラマ「西遊記」の孫悟空役であり、正月のかくし芸番組の司会者、そして近年でもさまざまな番組で司会者を務めている。 芸能界に隠然たる権力を持っていると囁かれて…
殿さまキングスの4作目のシングル200万枚を売り上げたミリオンヒット曲 当時、大ヒットしたのだから、世の中の人たちの共感を集めた曲なのだろう。 今聞くとちょっと違和感を感じる歌詞かもしれないが、当時は「女の操」というのはごく普通の感覚だったと思…
内山田洋とクール・ファイブの14枚目のシングル 洒落た街の代表格として横浜と並び称される神戸だが、神戸のご当地ソングはこの曲くらいしか思い浮かばないのも意外なものだ。 随分昔の話だが、自分がまだ駆け出しの編集者だった頃、取引先のベテラン編集者…