紅白歌合戦
西城秀樹の44枚目のシングルもんたよしのりが手掛けたロック・ナンバー 西城秀樹と言えば「新御三家」の筆頭格として70年代を象徴した男性アイドルだ。 80年代になってからは、トシちゃんやマッチら新しいアイドルの登場や、ロック、ニューミュージックとい…
「Part2」がシングル発売されて大ヒットした山口百恵の22枚目のシングル 山口百恵の現役時代を小学生として過ごした自分が、山口百恵の代表曲を一曲選ぶとしたら、少々悩ましいがやはりこの曲だ。 もっと大人世代であれば、しっとりと聴かせる『秋桜』や『い…
日活映画・渡り鳥シリーズで「マイトガイ」と呼ばれて人気だった小林旭の代表作 今思い返せば、という子どもの頃の記憶なのだが、一時代前の銀幕の大御所の存在がないがしろにされていた印象があった。 石原裕次郎や勝新太郎、宍戸錠、そして小林旭もそんな…
2度目の出場となる紅白でも歌ったサザンオールスターズの14枚目のシングル 自分にとって、一番サザンらしい曲は?と聞かれたらこの曲だと答えるだろう。 今もその傾向は多少残ってるが、初期のサザンは本格的なロックバンドというより、ちょっとコミカルなお…
小泉今日子の9枚目のシングル初めてのオリコン週間チャート1位 80年代前半の女性アイドルは聖子・明菜を筆頭として、それに続くのがキョンキョンら第2グループが続く、という勢力構図だった。 やはり聖子、明菜の歌唱力は群を抜いていて、それに太刀打ちする…
米ロサンゼルスのリゾート地を歌った桜田淳子の26枚目のシングル 幼少の頃の人気アイドルだった桜田淳子の曲のなかで、自分にとって聴き覚えがあるのはこれが最後の曲になった。 ちょうど70年代が終わりに近づき、歌謡界・アイドルたちの顔ぶれにも変化の兆…
松田聖子の5枚目のシングル前作に続いて財津和夫が作曲 デビューから一年、この曲で3作連続となるオリコン1位を獲得して、すっかり本物のトップアイドルとして人気が定着した感があった。 前作の『チェリーブラッサム』と同様、作曲は元チューリップの財津和…
太田裕美の12枚目のシングル横浜生まれの人形が話し相手という歌詞 これまで自分にはあまり耳馴染みのなかった曲だったが、最近太田裕美の曲を歌うバンドのライブを見に行って覚えた曲だ、 本人の歌唱を聴いてみると、まさに太田裕美の真骨頂とも言える曲で…
こう キンモクセイの2枚目のシングルこの曲でNHK紅白歌合戦に出場 大抵、ロックバンドというと粗野な感じがウリだったりするものだが、このバンドには「繊細」という言葉がとても似合っている。 といっても自分はキンモクセイの曲はこれしか知らないので、こ…
1972年にデビューした五輪真弓の18枚目のシングル ずっしりとした荘厳なラブバラードの名曲だ。 しかし、自分が子どもの頃にテレビでこの曲を聴いて、なんだか背筋が寒くなるような気味悪い印象を持ったのと同じように感じた当時の子どもたちも多いのではな…
八神純子9枚目のシングルJALPAKキャンペーンのCM曲 この曲に「You Oughta Know By Now」という副題がついていることに違和感を感じていた人は多いのではないだろうか? かつて、酷似していると問題になって、その結果、原曲のタイトルが副題となり、原曲の作…
郷ひろみのデビュー曲曲のサブタイトルは「HEY, GO GO」 自分が幼少期、70年代半ば頃、郷ひろみと言えば、歌の節のあいだに「ゴー!ゴー!」とコールするこの曲のイメージが強かった。 リリースされてからだいぶ時間が経っていたわけだから、今思えば当時の…
内山田洋とクール・ファイブの14枚目のシングルは「アローナイツ」のカバー曲 歌詞を知るまでは、てっきり大阪のご当地ソングだと思い込んでいたが、1番の歌詞は札幌、2番が大阪、3番が長崎という具合に全国の「中の島」をうたったものだ。 中の島は読んで…
美川憲一の25作目のシングルコロッケのモノマネで一躍脚光を浴びた 自分と同世代ならきっと同じだと思うが、最初にこの曲を聴いたのは、コロッケがモノマネ番組で歌った場面だったことだろう。 特徴ある歌い方ではあったが元がわからないので、ひとクセある…
中山美穂の16枚目のシングル映画「どっちにするの。」の主題歌 自分が大学生になってから、都会的でスマートなノリの杏里の曲をよく聞くようになったのだが、この曲も杏里作品の作家陣によるアーバンテイストの作品だ。 実は、それまでは、それほど中山美穂…
1985年に発売されたアルバム『しあわせ』に収録された曲のリメイク版 この曲は、アルバムに収録された4年後にシングル発売されて大ヒットした曲だ。 当初、深夜ラジオ「サンプラザ中野のオールナイトニッポン」のエンディングでこの曲が毎週流れていたのを聴…
中森明菜の14枚目のシングル1986年日本レコード大賞受賞曲 2年連続、レコード大賞受賞、今思えば、この曲が中森明菜の頂点だったと思う。 その後も数年間、ヒット曲を連発してトップアイドルの座に君臨し続けているが、この曲以降は、影のある感じの曲をうつ…
吉田拓郎が作曲して話題になったキャンディーズの13枚目のシングル この当時、自分はまだ小学校低学年だったから、キャンディーズに特別な気持ちは持っていなかったが、自分がもう少し高年齢でキャンディーズのファンだったら、きっとこの曲をテレビで見て狂…
太田裕美の9枚目のシングルシリアスな旋律のイントロが印象的 太田裕美の熱心なファンでもなければ、太田裕美のヒット曲は『木綿のハンカチーフ』しか知らないことだろう。 自分もそのクチなので、この曲はだいぶ後になってから知ったのだが、タイトルの文字…
いきなりトップ10入りを果たした中原理恵のデビュー曲 この曲がヒットしたのは自分が小学4年の頃だったから、歌詞を深く味わうこともなかったが、今改めて聞いてみるとこの当時の東京の様子はどうだったのかな、と思いをめぐらせたくなる。 歌詞には東京湾と…
大塚愛の2枚目のシングル日本レコード大賞・最優秀新人賞受賞曲 この曲が流行った頃、自分はもう30代半ばだったので、こういうノリの良い楽曲に惹かれることはなかったが、大塚愛というアーチストはコギャルっぽいルックスで、いかにも「女の子が好きな女の…
1971年にソロ活動を開始した沢田研二の14枚目のシングル 子どもの頃、歌謡界のスーパースターといえば、やはり「ジュリー」こと沢田研二で、その象徴的な出来事は、『勝手にしやがれ』が大ヒットしてレコード大賞を受賞したことだ。 それ以前にこんな名曲が…
1967年デビューの朱里エイコのヒット曲この曲でNHK紅白歌合戦に初出場 自分と同世代で朱里エイコを知っている人がいたら、かなりの70年代歌謡曲好き、もしくは親世代の影響を強く受けた人だろう。 もちろん自分も知らなかったのだが、最近、ソウルシンガーの…
コーラスとギターが特徴のフォークバンド・GAROの3枚目のシングル 独特過ぎてちょっと歌いづらい、というカラオケファンも多いのではないだろうか? それほど、この曲は70年代フォークを象徴する独創的な曲だと思う。 この当時の「学生街」というと、お茶の…
SMAPの27作目のシングルで、初のミリオンヒットとなった SMAPと言えば、平成の男性アイドルの代表格で、特に90年代はCDが売れまくった年代だったから、さぞかしCDの売上枚数はすごかったのかと思っていたのでが、ミリオンヒットは『世界に一つだけの花』とこ…
カネボウ化粧品のCMソングで、その後CMモデルのオリビア・ハッセ―と結婚 自分がこの曲を知るまで、布施明のイメージは、長髪でギターを抱え、繊細そうに難しい顔で暗い曲を歌う、まさに『シクラメンのかほり』のイメージだ。 それが、その歌唱力はそのままに…
庄野真代の5枚目のシングル海外旅行ブームが沸き起こる 海外旅行が活発になってきた年代なのだろう、やはりこの年開港した成田空港の存在が大きいのではないか? それを見越して作られた曲かもしれない。 それにしても、ハワイでもパリでもなく、イスタンブ…
女子マラソン・高橋尚子選手のウォーミングアップ曲として注目が集まった オリンピックのテーマ曲はIOCのような公的機関が制定するものかと思っていたが、実は各テレビ局がそれぞれ設定しているらしい。 前回の平昌オリンピックでも、各局がテーマ曲を掲げて…
太田裕美の17枚目のシングル「キリンオレンジ」のCMソング この曲が「キリンオレンジ」のCM曲だったことは今でもよく覚えているが、太田裕美というと70年代の歌手というイメージがあって、そのせいで「キリンオレンジ」もずっと昔のレトロな飲み物、と錯覚し…
高田みづえの21枚目のシングルはサザンオールスターズのアルバム収録曲のカバー これまでの高田みづえのイメージとは随分違う曲で、結構インパクトがあった。 「硝子坂」のような切ない歌をすがるような感じで歌うのが特徴の高田みづえだったので、「私はピ…