<たそがれ -Twilight->【なつかしの歌謡曲】昭和-平成ヒット・ミュージック

昭和歌謡・J-POPに興味のある方におススメ! 掲載曲数1000曲以上! 特選記事は400記事以上!! 昭和44年生まれ、現在54歳の筆者が、60年代~2000年代にヒットした歌謡曲を、筆者の感想や私的な想い出エピソードとおすすめのYouTube動画を添えてお届けするブログ

歌謡曲・演歌

愛人/テレサ・テン

テレサ・テンの15枚目のシングル「テレサ三部作」と呼ばれた代表曲のひとつ 年配の女性から人気の高いテレサ・テンにあって、この曲はあまりカラオケで歌われることは少ないように感じている。 まずカラオケ人気が高いのは、代表曲の『時の流れに身をまかせ…

君と歩いた青春/太田裕美

フォークグループ・風が歌った曲をカバーした太田裕美の21枚目のシングル いくつも名曲を持つ太田裕美にあって、こんなに心揺さぶられる切ない青春ソングの名曲があったなんで最近まで知らなかった。 この頃はもう女性アイドルの顔ぶれがガラリと変わってし…

九月の雨/太田裕美

太田裕美の9枚目のシングルシリアスな旋律のイントロが印象的 太田裕美の熱心なファンでもなければ、太田裕美のヒット曲は『木綿のハンカチーフ』しか知らないことだろう。 自分もそのクチなので、この曲はだいぶ後になってから知ったのだが、タイトルの文字…

東京ららばい/中原理恵

いきなりトップ10入りを果たした中原理恵のデビュー曲 この曲がヒットしたのは自分が小学4年の頃だったから、歌詞を深く味わうこともなかったが、今改めて聞いてみるとこの当時の東京の様子はどうだったのかな、と思いをめぐらせたくなる。 歌詞には東京湾と…

夏をあきらめて/研ナオコ

研ナオコの29枚目のシングルサザンオールスターズの楽曲をカバー 自分が子どもだった頃の印象が今でも研ナオコのイメージとして焼き付いている。 見た目のインパクトが強かったのに加えて、その後さらに薬物問題によって、ネガティブなイメージが植え付けら…

大阪しぐれ/都はるみ

ミリオンヒットとなった都はるみの82枚目のシングル 都はるみというと、多くの人が「演歌の女王」というイメージを持っていると思う。 だが意外にも、100枚を超すシングルのうち、この「大阪しぐれ」とレコード大賞受賞「北の宿から」のミリオンヒット曲や、…

椿姫の夏/早瀬優香子

早瀬優香子の5枚目のシングル資生堂夏キャンペーンCMソング 化粧品のCMソングというと、「ああ、この曲聴いたことある」という具合にピンとくるものだが、当時資生堂のCMソングだったこの曲を知る人は多くはないのではないだろうか。 YMO・細野晴臣の作曲、…

六本木心中/アン・ルイス

アン・ルイスの23枚目のシングル2002年に相川七瀬がカバーしてヒット カラオケスナックなどでノリの良い女性客に良く歌われるのがこの曲だが、改めて思い返してみると、アン・ルイスのようなタイプの女性アーチストはなかなかほかに見当たらない。 ロック系…

俺ら東京さ行ぐだ/吉幾三

1977年、吉幾三として「俺はぜったい!プレスリー」でデビューした後の大ヒット曲 最近、俄かにこの曲をパロディしたCMが登場した影響で「●●が無ぇ!」というフレーズがちょっとした流行語になっている。 ラップ調のリズムに乗せて製品のウリ文句を繰り返すと…

ジェームス・ディーンのように/Johnny

横浜銀蝿のリードギター・Johnnyがソロとしてリリースした1stシングル 最近のJohnnyの活動ぶりをテレビ番組で見る機会があったのだが、「ツッパリ」はあくまでステージ上での演出で、本当はストイックな音楽家だったことがわかった。 なんと、現在はキングレ…

色つきの女でいてくれよ/ザ・タイガース

1971年に解散したタイガースが「同窓会」としてリリースしたシングル タイガースを知らない自分にとって、この曲は当時のGSブームを牽引したタイガースの様子を見聴きする貴重な一曲となった。 リードギターの加橋かつみとメインボーカルの沢田研二が交互に…

命くれない/瀬川瑛子

1967年デビュー・瀬川瑛子が38才でリリースした40枚目のシングル 80年代後半になると世の中もイケイケムードを呈してきて、伝統的な事柄が軽視されるような風潮が高まっていった感があったが、歌謡界で言えば演歌がヒットから遠のいていったように思う。 そ…

夢芝居/梅沢富美男

大衆演劇会のスター、「下町の玉三郎」こと梅沢富美男のデビュー曲 ここ最近、テレビ番組やCMに出ている梅沢冨美男を頻繁に見かけるようになった。 毒舌とかキレキャラのタレントがこれだけテレビで重宝されているのは、やはり、他人をブッた切るのが好きな…

時の過ぎゆくままに/沢田研二

1971年にソロ活動を開始した沢田研二の14枚目のシングル 子どもの頃、歌謡界のスーパースターといえば、やはり「ジュリー」こと沢田研二で、その象徴的な出来事は、『勝手にしやがれ』が大ヒットしてレコード大賞を受賞したことだ。 それ以前にこんな名曲が…

二人でお酒を/梓みちよ

1963年に「こんにちは赤ちゃん」でレコード大賞を受賞した梓みちよのヒット曲 自分が梓みちよに対してなんとなく「コワい感じ」を抱いているのは、子どもの頃に聴いたこの曲のせいなのかもしれない。 今、本人を見れば、むしろ可愛らしいベビーフェイスとい…

北国行きで/朱里エイコ

1967年デビューの朱里エイコのヒット曲この曲でNHK紅白歌合戦に初出場 自分と同世代で朱里エイコを知っている人がいたら、かなりの70年代歌謡曲好き、もしくは親世代の影響を強く受けた人だろう。 もちろん自分も知らなかったのだが、最近、ソウルシンガーの…

北空港/浜圭介と桂銀淑

桂銀淑が、作曲者であり歌の師でもある浜圭介と歌った、デュエットの定番ソング 男女のデュエットソングは、これまでムーディでドラマチックなオトナの恋愛モノが主流だったが、80年代中ごろ以降になると、コミカルな掛け合い式の曲が増えてきたように思う。…

夢追い酒/渥美二郎

かつて北千住で流しの歌手だった渥美二郎の5枚目のシングル 何年かに一度、実家の家族が集まってカラオケをする機会があるのだが、だいぶ高齢になった自分の父親がよく歌うのがこの曲だ。 もう40年も前の曲ではあるが、やはり若い頃に好んだ曲というのは歳を…

赤道小町ドキッ/山下久美子

元・はっぴいえんど、松本隆+細野晴臣による山下久美子の6枚目のシングル 女性ロックシンガーと言えば、中村あゆみ、渡辺美里ら、80年代後半以降に続々と台頭し始めた印象があるが、よく思い返してみると、それ以前から活躍していた山下久美子こそが女性ロ…

どうぞこのまま/丸山圭子

自身が作詞・作曲を手掛けた丸山圭子の3枚目のシングル 以前立ち寄ったカラオケバーで、30代半ばと思しき壇蜜に雰囲気の似た女性がアンニュイな感じそのままにこの曲を歌っていた。 発売当時は自分もこの曲のことは知らず、近年YouTubeで見て初めて知ったク…

涙そうそう/夏川りみ

BEGINの曲をカバーした夏川りみの3枚目のシングル BEGINではあまりヒットしなかったが、夏川りみが歌って大ヒットになったらしい。 もともとはBEGINの曲だったから、男女問わずカラオケで歌うにはもってこいの曲だが、男性が歌うにはちょうど良いキーだし、…

雨の慕情/八代亜紀

八代亜紀の30枚目のシングル1980年日本レコード大賞受賞曲 これだけの歌唱力、表現力があっても、歌謡界、演歌界の女王のポジションには立っていない、というのは自分が子どもの頃から抱いていた八代亜紀に対する印象だ。 当時の女王と言えば、都はるみ、石…

ホテル/島津ゆたか

島津ゆたかのほかにも立花淳一が歌ったバージョンもヒットした なかなか生々しい内容の歌詞だが、実際にこういう体験がある人は少なくないはずだ。 ただし電話帳ではなく、今ならスマホということになるのだろうが、時代やツールが変わっても、こういう男と…

レーダーマン/戸川純

ドラマ「刑事ヨロシク」の出演で注目を集めた奇才・戸川純の2枚目のシングル この曲をラジオ番組で初めて聴いたのは中学生の頃だったが、その時の衝撃は今聴いても恐怖で背筋が寒くなってくるほどだ。 それだけインパクトのあった曲だったが、よく規制の対象…

熱き心に/小林旭

阿久悠+大瀧詠一による歌謡曲の名曲「AGF・マキシム」のCMソング 小林旭といえば、当時『マイトガイ』と呼ばれた日活の大スターで、あのタフガイ・石原裕次郎と並び称されたのだから、さぞかし人気があったことだろう。 とはいえ、我々世代は、日活ではなく…

桃色吐息/高橋真梨子

高橋真梨子の10枚目のシングル「カメリアダイヤモンド」のCMソング 高橋真梨子が、元ペドロ&カプリシャスのボーカル・高橋まりだったとを知ったのは、この曲がヒットしてから随分経ってからだ。 P&Cの頃のことはよく知らないが、この曲を歌う高橋真梨子はク…

メモリーグラス/堀江淳

北海道・苫小牧出身のシンガーソングライター、堀江淳のデビュー曲 80年代初頭の歌謡曲は、70年代のテイストを引きずっていて、個性豊かなアーチストが次々と現れては消えていった印象だ。 このような曲は、今の時代にヒットすることはないだろうから、子だ…

うそ/中条きよし

芸名を「中条きよし」としたデビュー曲がいきなりのミリオンヒットに この曲の作詞作曲は、五木ひろしの『よこはま・たそがれ』と同じく、山口洋子・平尾昌晃コンビによるものだ。 そういわれてこの歌を聴いてみると、曲調も歌詞の雰囲気もよく似ている感じ…

ドラマティック・レイン/稲垣潤一

稲垣潤一の3枚目のシングル「ヨコハマタイヤASPEC」イメージソング 1992年リリースの「クリスマスキャロルの頃には」が大ヒットしたが、それまで稲垣潤一は世間ではどの程度知られていたのだろう? 自分はラジオが好きだったので、稲垣潤一の曲をたまにラジ…

浪花恋しぐれ/都はるみ・岡千秋

作曲者・岡千秋によるだみ声と浪花節の語りが特徴のデュエット曲 男女のデュエットソングというとムードあるラブソングが多いが、大阪を舞台にするとこういう「浪花節」がよく似合うというもの。 歌詞に出てくる「法善寺」は難波・千日前が舞台となっている…